冠動脈が99%詰まっている不安定狭心症の患者の治療を最先端医療で自由に操る三角和雄先生。
三角先生は、千葉県松戸市の千葉西総合病院で、最先端のカテーテル治療を行い、その治療室はまるでハイテクを駆使した宇宙船の中のようです。
カテーテルセンターは、6つの処置室をたくさんのモニターが繋ぎます。その中心に三角先生が座る指令室があり、全ての処置室を一元管理しています。
三角先生は、ここで、不安定狭心症や閉塞性動脈硬化症など、いつ危険な状態に陥ってもおかしくない状態の患者さんを、色々なツールを駆使して、あっと言う間に助けます。
血液の固まりが柔らかいのか、石灰化が起こりカチンカチンに固まっているのか、やってみないと分からないそうです。
石灰化が起こり、詰まりがカチンカチンになっている場合、先端にダイヤモンドのドリルが付いているロータブレーターで削り取りながら、ステントを入れて行きます。
「ロータブレーター」は、基準があり、カテーテル治療を年間200件以上、心臓手術を30件以上行う施設での治療になります。
三角先生は、ロータブレーター指導資格認定医師でもあります。
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番組で紹介された患者さんは、いずれもコレステロールが血管を塞ぎ、中には石灰化を起こし、ステントが入らない患者さんもいました。
閉塞性動脈硬化症の女性は、血管が完全にふさがっていたため、クロッサーで砕きながらの処置でしたが、途中柔らかい血栓に当たったので、エキシマレーザーと言うレーザーでの治療に切り替えました。
このように、血管のつまりの状態により、色々な武器を使い分け、適切な処理を行うのが三角先生のやり方。
血管の詰りが解消し、血液が正常に流れると、どの患者さんもとても楽になったと言います。
色々なツールを駆使し、合理的に患者さんの命を助けるのは当たり前のことだと三角先生は言います。
三角和雄先生の手術法は、『心臓の血管詰まりした石灰化をドリルで削る最先端手術、カテーテル手術症例数で日本一の敏腕ドクター』として、10月31日放送の「世界一受けたい授業」でも紹介されました。
三角先生が使うのは、先端にダイヤモンドをちりばめた高速回転ドリル、ロータブレーター。
血管内の石灰化を取り除く画期的な方法として注目されていますが、血管を破ってしまったり、削った石灰破片が飛んでしまったりなの危険もあるため、高い医療技術が必要となります。
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三角和雄(みすみかずお)先生の治療法は、血管の狭窄カテーテル治療|スーパードクターのいる病院でも紹介しています。