私たちの身の回りには、予期せぬトラブルがいっぱい潜んでいて、毎日のように色々なトラブルが発生しています。自分でいくら気をつけていても、映画「ダイ・ハード」のようにいつの間にか巻き込まれてしまうこともありますしね。

でも人というのは不思議なもので、それが自分に振りかかるとはなかなか思わず、どこかで他人ごとです。いつ何時自分が当事者になるのかわかりませんから、しっかり備えておく必要があります。

今、中高年に人気の登山やハイキングもその一つ。日帰りの夏山登山だからと言って軽装ででかけ、遭難する人は毎年後をたちません。

山登り

遭難すれば10人規模の捜索隊が出動し、発見されるまで何日も捜査が行われます。ヘリの出動は1分1万円、捜査員の日当は1人1日で3万円~5万円かかるそうですから、大変な金額になりますよね。

そういうこともあって、山に登る人には山岳保険への加入ををすすめているそうです。費用も年間数千円だそうですから、山登りをする方は絶対に入っておいたほうがいいですよ。

最近の話題では、認知症の男性が踏切内に入って電車を止めてしまい、JR東海から男性の家族に対して損害賠償金720万円が請求されたこともありましたね。

そのほかにも、子供が自転車にのり高齢者とぶつかって怪我をさせた場合など、大変な金額が請求されています。そんな「まさかの事態」に対して、私たちは日頃どのように備えておかなければならないのでしょうか。

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フジテレビ「教訓のススメ」では、まさかの事態でかかる費用や対処法について紹介してくれました。自分の生活を守るため、保険の知識なども含めぜひ頭に入れておきたいですね。

思わぬ事態の対処法と賠償金

・マンションのベランダに干しておいた布団が風で飛び線路に落ちて、新幹線車上下6本、最大20分の遅れた場合
→損害賠償は支払わなくてもいい。自然現象でしかも故意でなかった場合には、責任を免れます。

・認知症の老人が線路を歩き電車と接触し1時間遅延
→乗客の振替輸送代300万円。介護者を監督する責任がある家族へ請求されます。賠償金額は、時間や路線によって違います。

・自動車が踏み切りで電車と接触事故
→1億1千万円。自動車の任意保険は必ず入っておきましょう。

・飛行機で子供が急病となり空港へ引き返した
→支払わなくてもいい。このような命にかかわるケースは、法律で規定していて請求できません。

ただし、痴漢、酒酔い、暴力など悪質な迷惑好意や、重大な過失で引き返した場合には、当然支払います数百万円の請求があります。

・子供の自転車がぶつかり、ぶつかり高齢者が脳挫傷
→被害者への慰謝料+介護費用1億円。親に支払い義務があります。自転車事故が増えているので気をつけてください。

・夜間ライトをつけずにぶつかり歩行者が転倒で2500万円、スマを操作しながら老女に追突で5000万円
→歩道で追突した場合には、自転車側の過失100%の責を負わされます。
★TSマークのついた自転車での事故には、5000万円までの補償がついているそうです。

・煙草の不始末で家が火事になり隣家が燃える
→支払わなくてもいい。失火法で決まってます。煙草の不始末でも支払わなくてもいい。
自分で火災保険に入っておいてください。(マンションも同様)ただし重過失の場合には倍賞責任があります。

・無断駐車は罰金10万円との貼り紙があるのに駐車
→近辺の駐車場代を同額の支払いでいいそうです。

・DVDの1年間の延滞遅延金10万円
→DVDの原価5000円だけでいい。もめた時は消費者センターへ。

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・登山の遭難で、陸と空の両面から捜査、救助隊15名が参加し3日間
→自衛隊、警察の捜査分は無料。民間の救助隊の出動分で200万円。