部屋に観葉植物があると、心が和みますよね。でも、買ってきた時は元気で枝ぶりもいいのですが、徐々に元気がなくなってきてしまいます。
なんとか回復させようと、水をやったり肥料をやったりするのですが、すべてが裏目にでてしまい葉は茶色、茎はぶよぶよに・・・。
先日も、最後は自然の力にお任せしようと、外に出しておいたら完全に枯れてしまいました。
そんな訳で、家には、観葉植物を育てる資格なしの勲章ともいえる、真っ白で大きな植木鉢だけがたまっていきます。
どうやら、マツコさんも、私と同じことを繰り返しているようです。
マツコさんの知らない観葉植物の世界を教えてくれるのは、観葉植物農家の杉山拓巳さん。
杉山拓巳さんは、熱帯植物栽培家として「NHK 趣味の園芸」などにも寄稿されている方のようです。
観葉植物を枯らさないためには、基本的なルールがあり、それさえ守れば、絶対に枯れることはないそうです。
さらに、今、人気となっている観葉植物ベスト 3を教えてくれました。
スポンサードリンク:
観葉植物農家の杉山拓巳さんとマツコさんのお話し
マツコさんは、観葉植物をこれまで何度も買ってきて育てようとしましたが、全滅だったそうです。
最近では、「黒法師」と呼ばれる種類を買ってきたそうですが、葉っぱはみずみずしいまま茎のところから折れてしまい、ダメだと思って土の中埋めてしまったそうです。
実は、その状態では黒法師は生きていて、マツコさんは生き埋めにしてしまったと・・との杉山さんの指摘に愕然としてました。
●絶対に枯らさない3か条
①最初の半年、愛を注ぎまくれ
植物は半年枯れないで葉を出し続けると、その場所の環境に適応した植物に生まれ変わることができるそうです。そのため、半年間注意して育てれれば、同じ環境、同じ場所にいる限り枯れる心配もなくなるそうです。
②水やりはスパルタに
植物は買ってきたときに、一番ストレスを感じています。ちょっと持ち上げただけでも、自分を老化させるガスを出してしまうそうです。
植物を強くするには、最初の1日、2日は水を上げないこと。葉っぱがカールして、垂れるまで水をあげないで我慢。その後、水を上げると植物は、強くなるそうです。
③部屋の中にある観賞植物NGゾーン
部屋の中には、絶対に観葉植物を置いてはいけない場所があります。
・エアコンの風があたる場所
風によって植物が揺れて弱り、さらに温度が低く乾燥して絶対に枯れてしまいます。
・テレビの横
テレビの熱や電磁波が植物に悪影響を与えます。また、植物が大好きな霧吹きもすることができません。
・空気がたまりやすい場所
無風状態の場所だと、植物が呼吸しにくくなるため弱ってしまいます。
一番適している場所は、お風呂場です。夜に湿度があがり、植物の自生地である熱帯地方に近い環境となります。
水やりは、冷たい水シャワーをかけるだけでOK。小窓があり24時間換気ができるお風呂場がベスト環境です。
今人気の観葉植物ベスト3
第3位 エコプラント
エコプラントは、NASAが有害物質を吸収す効果があると認定した50種類の植物の総称です。その中でも、人気なのがオリヅルランとポトスエンジョイです。
・オリヅルラン・・シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの分解能力がバツグンです。
・ポトスエンジョイ
従来のポトスは成長が早く、形が崩れやすいのですが、新種のポトス・エンジョイは、成長がゆっくりなので、形が崩れにくく育てやすいと、世界中で大ヒットしているそうです。
第2位 多肉サボテン
男性は、トゲトゲ系の「1本植え」が人気、女性はぶにゅぶにゅ系の「寄せ植え」が人気です。
第1位 エアプランツ
エアプランツは土に植える必要のない植物で、現在インテリアとして大ブレイク中です。普段は緑色ですが、枯れてしまう2、3ヶ月前に花が咲きます。
スポンサードリンク:
お部屋に緑があると、ほんとうに「ほっ」としますよね。
長い間自然の中で暮らしていたときの記憶が、残っているせいかもしれませんね。