盆正月や連休になると、毎年恒例の高速道路とパーキングの大混雑が発生します。
渋滞でトイレが我慢できなくなって、ようやくの思いでパーキングに入ったものの、女性用トイレは長蛇の列。
我慢できなくなって、男性用のトイレに駆け込む方もいらっしゃるようです。
本当にあれ、どうにかならないですかね・・。トイレが近くなる私たちの世代は、あんな思いをするなら二度と連休には外出したくないと思ってしまいます。
男性の方は、立ったままでできるので、1分程度?で終わりますが、女性の場合にはそうもいきません。
トイレのスペースが必要なためトイレの数だって男性の数に比べ、極端に少なくないのが現状です。時間がかかるしトイレの数が少ないでは、長蛇の列になるのは当たり前です。
女性にやさしいパーキング施設を設計して欲しいと、本当に思ってしまいます。
立ち小便は男だけの特権・・と思っていたら、女性が立ち小便するのも、世界的にはそんなに珍しいことではないようです。
日本でも、昭和30年頃まで農家の方が野外でなさるときには、立って用をたしていたました。私も子供の頃、なんどか見たことがあります。^^;
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1964年の東京オリンピックでは、立って用を足す習慣のある国の人のため、国立競技場に女性用の立ち小便器を設置したそうです。
つくったのは、当時の東洋陶器株式会社、今のTOTOさんのようです。北九州市小倉にある本社に設置されている「TOTOミュージアム」には、
その時の便器が展示してあるとか・・・。
女性の立ち小便は昔のこと・・・と思ったら、驚くことに、2015年の現代、なんとパリで復活する気配がでているそうです。
キャンプや、野外コンサート、渋滞などのたびに、並んで嫌な思いをしていた女性が立ち上がり、パリのサンマルタン運河に、手軽に用を足せる女性用の立小便器を設置することを希望、パリ市が真剣に検討しているそうです。
情報&写真参照:peebetter
日本だけだと思っていたら、世界中の女性が同じ悩みを抱えていたんですね。
また、女性でも立ち小便できるための道具が発売されています。海外ではFUD(Female Urination Device)というそうです。
男性と同じようにチャックを下げて、器具を押し付けると立ち小便ができるそうで、登山やハイキングなどアウトドアの世界では結構ポピュラーなそうですよ。
これをきっかに、世界中に女性用立ち小便が普及するかもしれないですね。
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11月29日TBS「駆け込みドクター」では、院長の春日さんが、TOTOのトイレ展示場を取材し、女性専用の立ちトイレを紹介していました。