昔からある食材の組み合わせというものは、理にかなっているものが沢山ありますよね。
日本人には、馴染みの「マグロ山かけご飯」。居酒屋の定番といえる 料理です。お醤油をちょっと垂らして食べると、本当においしいですよね。
実は、この組み合わせで食べると、血糖値の上昇が抑えられることが、最近実証されました。調べたのは、神奈川県立保健福祉大栄養学科。
地元の「三崎のマグロ」を使った生活習慣病予防のレシピの開発ということで始まったそうです。
40代~60代の男女10人に、マグロを5日間にわたり食べてもらい、血糖値低下の試験を行いました。
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組み合わせは、①ご飯だけ、②ご飯とマグロ、③ご飯と長芋、④ご飯と長芋とマグロの4種類。それぞれ、食後2時間の血糖値を計測しました。
その結果は、④ご飯と長芋とマグロ、「マグロ山かけご飯」を食べると、血糖値が極端に下がることがわかりました。
血糖値の計測結果は
①ご飯だけ 100(基準値)とした場合
②ご飯とマグロ 111
③ご飯と長芋 74
④ご飯と長芋とマグロ 59
だったそうです。
つまり、「マグロ山かけご飯」は、ご飯だけにくらべ、血糖値の半分近くに抑えれる効果がデータとして実証されたのです。
神奈川県では、この成果を「かながわの医食農同源メニュー」という冊子にまとめ、県民に食の大切さをアピールしているそうです。
マグロと山芋の組み合わせが、いつ、だれが、はじめたのか・・先人たちの知恵には、本当に驚きますよね。
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私、個人としては、タコやくらげを最初に食べた人もスゴイと思うのですが・・(^^)