さかもと未明さんと言えば、私たち世代では「漫画家」と言う認識です。
習慣SPAなどに連載を担当し、輝くデビューを飾ったと思っていました。
その後は、歌手、作家、コメンテーター、ジャーナリスト、ホステスといくつもの顔を持つ才女と言う認識です。
しかし、その私生活は、膠原病などの難病を発症し、大変な生活を送ってきたようです。
そもそも、未明さんの奇行はむかしから有名で記事ネタにもなりました。
飛行機の中で泣いている赤ちゃんにキレて逮捕寸前のクレーム騒動を起こしたりしていたからです。
知らない人から見れば、とんでもないクレーム女ですが、実は未明さんは、ADHD(注意欠如・多動性障害)と同時にアスペルガー症候群を言う精神疾患がありました。
すぐキレてしまうのは、病気だったのですね。
発達障害があるゆえに、未明さんの家の中はいつも散らかり放題。
一時、「片付けられない女」と言うフレーズが注目を集めましたが、典型的な障害によるものだと思います。
未明さんの障害は、大人になってから診断されましたが、子供の頃から兆候は表れていたようです。
実は、未明さんの母親も 家事全般が苦手で管理ができない女性で、たぶん発達障害(アスペルガー症候群)ではないかと推測されます。
色々な精神障害の中で、一番遺伝率が高いのが発達障害だと言われていますから。
未明さんは子供の頃から「困った人」とよばれ続けてきました。
未明さんの生い立ちや発達障害の詳しいことは、書籍で紹介されています。
現在、未明さんは、発達障害の他、膠原病とも戦っています。
私の何かイケないの?の番組で、現在の未明さんの様子が紹介されました。
さかもと未明さんの現状
さかもとさんは、現在、身体障害者2級の指定を受け、薬は毎日50錠、散らかった部屋で介護なしには生きられない生活を送っています。
さかもとさんは、2007年膠原病を発病しました。
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膠原病とは、全身の皮膚や筋肉、臓器に炎症が起こり、完治が難しいとされ命の危険もある難病です。
さかもとさんは、皮膚や内臓が固くなり手足が黒ずみ、紫外線の影響で悪化するため、室内でも黒い帽子と手袋をしています。
昨年は、全身の筋肉が硬直し、4ヶ月入院しました。
重いものを持ったりお掃除をすると、疲れてすぐ熱が出てしまうため、体力低下で片付けもできず、家の中は散らかり放題です。
病気の影響で涙腺や唾液が分泌されないため、眼や喉を乾燥させないため、水分補給は欠かせないと言います。
その他、毎日15分間ステロイドを必ず吸引。そんなさかもとさんの生活を支えているのは、医師である夫茂さん59歳です。
現在は、夫であるしげるさんが、さかもとさんに毎朝50錠の薬を飲ませ、洗い物などの家事をし、さかもとさんの朝食を用意してから病院に向かう生活をしています。
夜11時に夫が帰宅すると、一緒に食事をとり、30分間筋肉をほぐすマッサージをしてもらいます。
茂さんは、さかもとさんに、「ありのままでいい」と「そのままよりもっともっと悪くなったって僕はあなたが愛しいと思う」と伝えたそうです。
さかもとさんは、すごく幸せな結婚ができたことに、どんなに感謝してもしきれないと言います。
また、さかもとさんには、生まれつき脳の発達が通常と違う発達障害があります。発達障害は、社会生活を送ることが困難な障害です。
さかもとさんの発達障害は、ADHDとアスペルガー症候群です。さかもとさんが45歳の時、病名が分かったそうです。
実は、発達障害ということが分からず、「困った人」と言うレッテルを貼られ、大人になってから病名が判明したという人が結構いるそうです。
そんなさかもとさん、体調が悪い日は、1日中寝ていますが、彼女は現在、カメラマンとして働いています。
実は、川島なおみさんの遺影はさかもとさんの撮影したもとだそうです。
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さかもとさんが頑張れるのも川島さんのおかげ。川島さんには、とても励まされ、元気をもらったと感謝しているそうです。