小森のおばちゃまと言えば、私達世代は、懐かし~~と言う方が多いのでは?
今の若い世代に、小森のおばちゃまと言っても「誰?それ?」と聞かれるのでしょうね。
小森さんは、話を始めるとき「おばちゃまはねぇ・・」ということが多かったので、「小森のおばちゃま」と呼ばれていました。
片岡鶴太郎さんがおばちゃまの真似をし、一世を風靡したのを思い出します。
そんな小森のおばちゃまは、平成17年に95歳で亡くなっています。95歳と言えば大往生。資産があれば、幸せな余生を送っていたのかなと思っていましたが、色々あったようです。
最後の10年は、パーキンソン病、老人性認知症、うつ病を患い、寝たきりの状態で自宅で療養していたとのこと。顔面に大やけどもしたそうです。
小森のおばちゃまを看取ったのは養女のようですが、その方は、爆報THEフライデーに登場し、その時の様子を語ってくれました。
人は誰でも歳を取り、だれかに看取られながら人生を終わるのですが、そのような晩年を過ごすか・・思ったようにいかないものです。
小森のおばちゃまの晩年
80年代、映画の評論家として小森のおばちゃまは淀川長治さんと人気を分けていましたね。
鶴太郎さんは、小森のおばちゃまのマネで大ブレークし、長年親友としてお付き合いしていたそうです。
小森のおばちゃまは、80代になってもバリバリと仕事をしていました。
しかし、1995年、85歳に時から突然テレビの世界から姿を消し、2005年95歳に亡くなるまで空白jの10年間とされてきました。
その空白の10年間の全貌を、おばちゃまの養女となり、勝手に資産4億円を使い切ったと、マスコミに叩かれた、小森晴子さんが、すべて話してくれました。
最初の不幸は、85歳の時、自宅でいたおばちゃまが転んで立ち上がれなくなったことから始まります。
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運悪く一人でいる時で、動けなくなった前にはファンヒータがついてました。その前で4時間、顔に熱風を浴び続け、大やけどしてしまいます。
さらに、軽度の認知症とパーキンソン病になってしまいます。パーキンソン病は、筋肉の震えや硬直が起こる原因不明の病です。
そんな姿を見せたくないと、自宅から一歩もでない完全介護が始まります。
その時、おばちゃまには現金で2億円、資産価値2億円のマンションの、合計4億円の資産がありました。
収入がなくなったことで、その資産の切り崩しが始まります。
入院費用 1800万円
自宅の全面バリアフリー改装 2000万円
完全介護のため1日4万円の介護士費用・・。
その後、友人のススメで、おばちゃまも見れるようにと介護ホームを立ち上げましたが、事業に失敗して、不動産資産のマンションまで失ってしまいます。
それを知ったマスコミから叩かれ、家で二人だけの生活が始まります。そんな生活が4年続いて資産も底をついたとき、おばちゃまは、2005年1月、95歳で亡くなりました。
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養女となった小森晴子さんは68歳。現在は、障害児や認知症患者の介護をしているそうです。
全てを話す気持ちになったのは、自分が重度の肺気腫にかかっており、余命1年半と言われていて、小森のおばちゃまの最後を、すべて話しておきたかったからだそうです。
子供のいないおばちゃまと、身寄りのなかった晴子さんは、本当の親子以上に幸せにすごしていたそうです。
晴子さんは、自分が亡くなったとき、母となったおばちゃまの遺骨と一緒に墓にはいるため、今も納骨もせず遺骨と暮らしているそうです。