鈴木明子さんは、日本の女子フィギアスケートの主力選手として、浅田真央ちゃんや、安藤美姫さんとともに活躍してくれて、2014年4月に引退されましたね。
本当に、私たちを楽しませてくれました。
明子さんは、ちょっとぽっちゃりしていて愛らしく元気一杯といったイメージですよね。
でも、その過去には壮絶な自分との闘いがあったそうです。
鈴木明子さんの生まれは、愛知県豊橋市。6歳でスケートを始め、高校時代は全日本で活躍し、東北福祉大学でさらに技を磨くため自宅を離れ仙台へ移ります。
真面目な性格の明子さんは、皆の期待に応えようと自己管理しながら体重がふえることにも気を使うようになります。
しかし、それがアダとなり、入学から1ヶ月で体重が10キロも減っていしまいます。
そんな明子さんにお母さんは「食べなきゃダメ」っと激励したそうですが、それがさらにプレッシャーとなり、摂食障害になってしまいます。
5月の連休に自宅に戻ったときは、体重が32キロという危険なレベルにまで落ちてしまったそうです。それから、摂食障害から立ち直るまで、3年の月日を費やしたそうです。
明子さんが引退した今、精神科まで通院していた壮絶な過去を話してくれます。
鈴木明子さんの摂食障害とは・・
鈴木明子さんは明るいキャラクターが受け、バラエティ番組にも引っ張りだこです。
摂食障害のきっかけはダイエット。18歳で大学に行き自分で食事の管理しなければならず、淡水化物と油分を抜くことから始めました。
その結果、体重が激減し、摂食障害から拒食症になるまでわずか3ヶ月。体調は、最悪の状態で、月経停止、抜け毛、寒気、胃腸機能停止による嘔吐を繰り返していました。
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摂食障害になりやすい人の特徴は
①自分に自信がない
②完璧主義者
③体重・体形がきになる
④人が自分の事をどう思うか気になる
だそうです。
明子さんも、まさしくこのタイプでした。実家に戻りお母さんと病院へ行ったところ、精神科を受けるように指示されました。
実は、摂食障害は痩せていることが特徴ですが、原因はこころにあり、心の治療が摂食障害の回復に大事だそうです。
その心の問題とは、小さい頃からの「母の期待に応えて喜ばせよう」と良い子を演じていた明子さんの気持ちだと指摘されました。
良い子を演じていた子供は、自我の発達が十分ではなくストレスへの抵抗力が弱いまま思春期を迎えるためだそうです。
立ち直るきっかけは、母親からの「食べられるものから食べようね」という言葉を聞いたときだといいます。
その言葉を聞いた瞬間、「母に認められた・・」と思ったそうです。それから、明子さんの摂食障害は、みるみる回復しました。
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摂食障害になる人の特徴で最も多いのが「母と娘の関係」なんだそうです。心のつながりは、本当に大切なんですね。