本格的に汗をかく季節になりましたね。暑くてかく汗のほか、私たち中高年は、普段からの加齢臭にも注意が必要です。
加齢臭は、「おやじ臭」とも言われ、男性だけの問題と思っている人が多いようですが、閉経した女性は、女性ホルモンが減り男性ホルモンが増えるので、男性と同じように、加齢臭が出てきます。
女性は更年期になると汗をかきやすくなります。ホットフラッシュといわれる症状で、更年期多汗症とも言われます。
更年期多汗症は、閉経後の女性ホルモンの分泌が減少すると、体温調節がうまくいかなくなり汗を多くかくようになります。また、歳をとると下半身の汗腺が働かなくなり、上半身ばかり汗をかくようになります。
更年期多汗症の対策は、
①女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを摂る
②運動などで全身に汗をかく習慣をつける
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汗には、良いサラサラ汗と悪いベタベタ汗の2種類があり、ベタベタ汗は、サラサラ汗に比べ、より強い臭いを発生させます。
ベタベタ汗の対策法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
汗は、ほうっておくと皮膚上で細菌が繁殖し臭くなるので、早いうちに濡れタオルで拭きとってしまうのが一番です。
また、一気に突発的にドバっと汗をかくと臭う汗になるそうです。突発的にかく汗とは、
●直射日光を皮膚に受けた時
●緊張した時
●熱いものや辛いものを食べた時
こんな時のために、制汗剤も併用すると良いですね。簡単にできて効果てきめんなのが、「ミョウバン」です。
市販の強い制汗剤は、皮膚上の良い細菌も殺してしまうものもあります。ミョウバンなら、全身に使用できるそうです。
ミョウバン制汗剤の作り方
①空のペットボトルに水300mlを入れます。
②そこに、ミョウバン10gを加えます。
③軽く振ってなじませます。
最初は白く濁っていますが、1日経てばミョウバンが溶けて、透明の液体になります。冷蔵庫などの涼しいところに保存すれば1周間は保存できます。
ミョウバン制汗剤をカーゼなどに浸し、臭いが気になるところを拭いたり、ミョウバンを肌に直接吹きかけたりします。
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直接肌に吹き付けることで、皮膚についた細菌の繁殖を抑え消臭効果が期待できます。