がんもインフルエンザも、体の免疫力が高ければ、やっつけることができます。免疫細胞の中でも攻撃力の高いのが「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」です。
NK細胞が活性化されれば、体の外からの細菌やウィルス、体の中に腫瘍などができても自分の免疫力で退治してくれます。
そこでNK細胞を活性化させ、免疫力をアップする方法を、テレビ朝日「みんなの家庭の医学」で紹介してくれました。
昼食2時間後に20分、寝ながら腹式呼吸で免疫力アップ
免疫力を高めるおススメ方法は、食後2時間ほどしたら、20分ほど横になり腹式呼吸をすることです。
体を横にするとリンパの流れがよくなります。リンパが流れると免疫細胞が目覚めて活発に動き出すそうです。
リンパは心臓のように流れを押し戻す方法がないため、立ち仕事や座り仕事を長時間していると重力の力で下半身に溜まってしまいます。
横になることで、リンパの流れがスムーズになり上半身に戻すことができます。
また、NK細胞は通常リンパ節に溜まっているのですが、タンパク質の量が減ると活動がサボりがちになり、血液の中にNK細胞が行き渡らなくなって免疫力が落ちてしまうそうです。
食後2時間というのは、リンパの中にタンパク質が増える時間です。このタイミングで横になることで、さらにNK細胞の動きを活性化させることができるのです。
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もう一つのポイントは、腹式呼吸。みぞおち当たりに足や腸からのリンパ液を貯めておく、大きなリンパのタンク「乳び槽」があります。
そこを腹式呼吸で刺激することで、腹圧によりポンプ効果が働き、よりリンパが流れやすくなるのです。
腹式呼吸は、横になり手をお腹の上におき、呼吸とともにお腹が上下するのを確認しながら行います。
鼻からゆっくり息をすい、口からゆっくり息を吐きます。1分間に2、3回、1回20秒のゆっくりしたペースで行います。
41℃のお風呂に入って免疫力アップ
人間の細胞は適度な負荷やストレスを与え鍛えると、活動量が増えたり盛んに分裂するようになるそうです。それは免疫細胞も同じです。
免疫細胞を鍛える簡単な方法は、お風呂に入り体の深部体温を1度上げること。そうすると免疫細胞が強いストレスをうけて活性化するそうです。
湯温は41度位のややぬるめ。深部体温が1度上がるまでの時間は、肩までしっかり浸かって約15分だそうです。(個人差あり)
額にうっすら汗をかくぐらいになった時に、深部体温が1度上がっている状態です。これだけで、免疫力が格段に高めるそうです。
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これなら簡単にできそうですね。効果はすぐに現れるそうなので、インフルエンザが流行の兆しを見せている今日から、即実行してみたいと思います。