私たちの日頃から思っているちょっとした質問に駆け込みドクターの医師達が答えてくれた内容です。
●薄毛って遺伝するの?
昨年ドイツからの報告で薄毛の遺伝子が1つ見つかりました。それによると、母方の祖父の髪の毛が薄ければ、抜け毛・薄毛の遺伝子を受け継ぐ可能性があるそうです。
男性の薄毛の分類は、I~Ⅶ型まであります。抜け毛や薄毛は、遺伝だけでなくストレスや体質上の問題でも起こるので、遺伝と決めつけることはできません。
●ちゃんぽんすると悪酔いする?
医学的にはなんの根拠もありません。結局は、お酒の量によります。
●二日酔いしない方法は?
お酒を飲んだ翌日に蜂蜜をなめると良い。蜂蜜に含まれる希少な果糖の一種がアルコールの分解を、促進する作用があると言われています。
トマトジュースはアルコールの分解を助けます。シジミ汁は二日酔いには効果なし。シジミに医学的根拠はありません。二日酔いには、はちみつ、水、トマトジュースが良いようです。
放っておくとヤバイこと
●目の下がけいれんする。これって大丈夫?
顔面には神経が走っていて、そこが目の周りの筋肉を支配しています。それが異常な興奮によってピクピクと動くのが原因です。
そのほとんどが、ストレスや睡眠不足、眼精疲労などですが、片側の顔面けいれんの場合もあります。
片側顔面けいれんとは、脳幹にある神経伝達の中心部分に血管が接触し、血管が顔面の神経を刺激。これにより意志とは関係なく、目の下や片側の顔が勝手に動いてしまうと言うものです。
まれに、脳腫瘍や多発性硬化症などの重篤な病気が隠れていることもあるので、一度は受診しましょう。
●薬ってお水以外で飲んでもいいの?
薬の飲み合わせには注意が必要です。胃薬に含まれる重曹は、フルーツジュースと一緒にとるとフルーツの酸に重曹が反応し、二酸化炭素が発生。膨張して薬の効果を妨げてしまいます。
血圧を下げる薬(降圧薬)は、グレープフルーツジュースと飲むとジュースの成分が薬の分解を妨げ、必要以上に血圧が下がってしまう恐れがあります。
解熱鎮痛剤に、キャベツを食べ合わせると薬の効き目が薄れます。キャベツに含まれる成分が、鎮痛解熱剤の成分である
アセドアミノフェンの代謝を阻害し、早めに排出してしまうからです。
ぜんそく治療薬に、ココアを飲み合わせると、頭痛や不眠を起こす可能性も。ココアに含まれるテオプロミンと治療薬に配合される成分が同じ働きを持ち、副作用を起こすと言われています。
栄養ドリンクはカフェインが含まれているため、薬が効きすぎてしまう可能性もある。薬は水で飲みましょう!
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●無性に氷が食べたくなるのは病気?
無性に氷が食べたくなる症状は、氷食病の可能性があります。氷食病は、鉄欠乏症貧血などによって起こります。
鉄分が不足すると自律神経が乱れて体温が上昇します。体温が上がると口の中の温度も上がるため、無意識に冷やしたく
なるというものです。
1日に製氷皿1皿分を食べてしまったら氷食病の可能性があります。
●最近ホクロが増えているけど大丈夫?
そもそも、ホクロは良性の腫瘍なので心配はいらないのですが、メラノーマ(悪性黒色腫)は年間500人がなくなる悪性のホクロです。
普通のホクロと悪性のホクロを見分ける方法です。
・直径が7ミリ以上
・デコボコしている
・濃淡がある
赤いものは老化による血管腫、茶色いものはイボの可能性があります。
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●高級なお肉を食べるとお腹を壊すのはなぜ?
高い肉は脂肪が多く、腸で脂肪を分解しずらい人が下痢を起こします。