今回L4YOUで「夏冷えと熱中症予防予防法」を伝授してくれたのは、イシハラクリニック院長 石原結實先生。

冷え性の人は、暑さに対する体温調節が落ちていると言います。暑さに弱い体質と言うわけですね。

冷え性でない人が温かい食品を食べた直後は、汗をかき体温が上がります。そして、30分経過すると元の状態に戻ります。

冷え性の人が温かい食べ物を食べた直後は、多少の体温の上昇がありますが、汗はかきません。ところが、30分経つと、上半身だけが熱がこもった感じになります。

この熱がこもった状態が熱中症の原因になります。このように、冷え性の人は熱中症になりやすいと言います。

夏の冷え性

私達は、汗を出して体温をさげるメカニズムを持っていますが、冷え性の人は汗をうまくかけないので、正常な体温調節ができず熱が体にこもってしまうのです。

熱中症の発生は、家の中が1番多いと言われます。汗をかかないからと冷房をつけずにいると体に熱がこもって熱中症を発症してしまいます。

また、夏の冷え性は、冷房で体を冷やし過ぎたり、冷たい物を摂り過ぎることで、体が内側から冷やされ血行が悪くなることで起こります。

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夏の冷え性には、4つのタイプがあります。
①手先・足先が冷たい
②下半身が冷たく顔がほてる(冷えのぼせ状態)
③手足は温かいがお腹周りが冷たい(胃腸の働きが低下)
④体温が36.5℃以下

女性の体は、脂肪が多く、内側から温まりにくいため冷えを体に抱え込んでしまうと言います。

また、室温が30℃を超えると熱中症にかかる確立が上がります。冷房を付けて、28℃位に設定するとよいでしょう。その時、室温は28℃でも足先は24℃ということも。これを防ぐためには、扇風機を上手に使うと良いそうです。

夏の冷え性と熱中症を予防する最高のドリンクは、今流行りのスムージーをホットで飲むこと。

ホットスムージ アップルシナモンの作り方

ホットスムージの中でも、アップルシナモンがオススメです。

材料: りんご1個、生姜スライス2枚、レモン汁少々、ハチミツ小さじ1、お湯(50℃)1/4カップ

作り方
①りんごを密閉袋に入れ、50℃のお湯で温める
(りんごポリフェノールの多い皮を残す)
②温めたりんごと上記の材料をミキサーに入れて混ぜる
③カップに入れてシナモンをかける

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りんごに含まれるりんごポリフェノールが血管を拡張し、血流を良くします。シナモンも、発汗作用を活発にし、熱中症予防に効果的です。