長生きするには、良質の動物性タンパク質である肉を食べることだと言われています。
しかし、肉は美味しいものは本当にうまいのですが、うまくない肉は、やっぱりまずい・・ですよね。
「美味しい肉=高い」という公式があると信じている私たちに、安くても美味しく食べる方法があると聞けば、すぐにでも試してみたくなります。
だって、スーパーの肉が叙々苑の肉に大変身、ということですから、スゴイことですよね~。
題して「家でお肉を美味しく食べるスゴ技教えます!」浅野まみこ先生が、究極の肉料理法を紹介します。
また、天才独身料理人!アマノッチこと天野ひろゆきさんが、開発した究極肉料理「肉肉肉丼」を披露します。
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●安くて硬い牛肉は、ヨーグルトにつけておくと柔らかくなる
150グラムの肉に対し、100gのプレーンヨーグルトを用意します。ジップロックなどに入れ、よくもみ込み冷蔵庫で1時間寝かせます。
ヨーグルトの酵素プロテアーゼが肉を柔らかくする働きがあります。ヨーグルトのタンパク質には肉の臭みを取る働きもあります。
●安い肉でもすき焼きを美味しくしてくれる技
輸入牛の牛の油(ラード)ではなく、和牛の油を使って焼く。和牛の油で焼くと、肉を甘い香りでコーティングするのでぐ~んと美味しくなる。
●ステーキを焼いた後アルミホイルで包むと美味しくなる
焼いた後、すぐにアルミホイルに包み、密閉します。包む時間は、お肉を焼いた時間と同じくらい。肉を休ませることで切った時に肉汁が流れ出ることなく美味しさを逃がさない。
●とんかつはナスと一緒に上げるとプロ並みの仕上がりになる
ヘタを取ったナスを半分に切り、180度の油で揚げます。ナスを揚げた後とんかつを揚げると、油の温度を適度に下げることができ、プロの上げ方「はじめは低温→その後高温」と言う温度を保てる。
●しゃぶしゃぶを美味しく食べるには、お湯を沸騰させてはいけない
沸騰したお湯にお肉を入れると、瞬時にタンパク質が凝固し、肉が固くなってしまいます。70度~80度が適温です。
●唐揚げは、揚げる前に水につけると美味しくなる
鶏肉に下味をつけたあと、粉を付ける直前に水を入れてもみ込みます。揚げている間に肉の水分が蒸発するのを、この水で補います。肉の水分が保てるのでジューシーになります。
天野ひろゆきの「肉肉肉丼」の作り方
■ハンバーグ
材料
・合いびき肉 300グラム
・塩・こしょう 少々
・牛乳 4/1カップ
・生パン粉 4/1カップ
・玉ねぎ 2/1個
・ナツメグ 少々
・卵 1個
タネを作るときは、ボールを氷につけながら素早くこねる。ハンバーグは、真ん中を凹ませて、フライパンで表面に焼き色を付ける。このとき、決して上から抑えてはいけないそうです。その後、250度のオーブンでさらに焼く。途中、スライスチーズをのせる。
■唐揚げ
材料
・鳥モモ肉 200グラム
・白だし 25cc
・塩・こしょう 少々
・おろしにんにく 大さじ1/2
・おろし生姜 大さじ2/1
粉は、片栗粉と小麦粉のダブル付けです。この方が、サクサク感がでて美味しくなるそうです。
■自家製タルタルソース
材料
・ゆで玉子 1.5個
・きゅうりの漬物 20グラム
・らっきょう 20グラム
・マヨネーズ 大さじ2と1/2
・ホワイトペッパー 適量
すべての材料をミキサーで混ぜる
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肉肉肉丼の作り方
丼にご飯をもり、唐揚げをのせ、自家製タルタルソースをかけます。ハンバーグをのせ、その上に、牛すじ肉を煮込んだシチューをかけていただきます。