誰にでも、食べ物の好き嫌いがありますが、それが度を越してしまうと身体に影響を与えるようになります。
生活習慣病などは、まさしく「度を越した」結果ですよね。
若い時は問題にならなかったものが、40歳前後になると一気に身体不調として現れてきます。
芸能人の方は、食事時間が不規則で、スリムな体形を維持するため各自が自分の方法で、食をコントロールしています。
それが、正しいやり方ならいいのですが、間違った方法だと将来えらいことになってしまいます。
「今までこれで大丈夫だったんだから、これからも大丈夫・・」と思うのは大間違い。
今回、TBS「名医のTHE太鼓判!」で、偏食芸能人に警告として、芸能人の食生活をチェックしました。
その偏食が、身体にどう影響しているのか、徹底検査。
検査を受けたのは、家田荘子さん、 岡副麻希さん、 田中道子さん、 永尾まりやさん、マックン、南美希子さん。
はたして、偏食は身体にどんな影響を与えるのでしょうか。
元AKBの永尾まりやさんは肉の脂身大好き 食道に異常発見
元AKBの永尾まりやさん(23歳)は、自称脂身フェチというくらい、肉の脂身が大好きなんだそうです。
高脂血症に悩む私としたは、「若いうちに止めておかないと、やがて大変なことになりますよ」と教えてあげたい気持ちです。
まりやさんは、牛肉の脂身が大好きなんだそうです。味とプニュプニュしている触感がたまらないとか・・。
なんと焼肉屋では、「脂身の切り落とし」を注文して食べていました。そのせいではないでしょが、最近は太もものセルライトが気になるそうです。
そして、家に帰ってからは、夜中に「スパム」を焼いて食べています。永尾さんのスパム好きは、AKB時代から有名だったそうです。
まりやさんの内視鏡検査を行ったところ、食道と胃の境目に問題がありました。
まずは、胃酸の逆流で起こる食道の炎症「逆流性食道炎」、そして食道が胃壁に似た粘膜に変化してしまう「パレット粘膜」という症状が見られました。
医師からは、「このままでは脂質異常症になる!」と注意されてしまいました。脂質異常症になると、動脈効果の原因となってしまいます。
毎日、高脂血症の治療薬を飲んで、3ヶ月ごとに検診を受けている私からも、一刻も早く止めることをオススメします。
スポンサードリンク:
岡副麻希さんはコーラが大好き
早稲田卒の岡副麻希さん(25歳)は、2012年のフィンスイミングの日本選手権1500mで優勝した経験があるスポーツウーマンです。
体育会系の経験を活かし、現在は『めざましどようび』にスポーツキャスターとして活躍しています。
そんな岡副さんの大好物は、コーラー。私もハマったことがあるのですが、運動をしたあと一気に飲むと喉のあたりでごくごくして、本当に美味しいんですよね。
大昔のことですが、コーラーばかり飲んでいると色が黒くなる・・なんて噂が流れたことがありましたよね。
実は、岡副さんも小麦色の肌をちょっと気にしている様子。それがコーラーのせいではないでしょうが、コーラーを飲み過ぎは問題ないのでしょうか・・。
岡副さんの朝は、500mlのコーラーとチョコ2個で始まります。500mlのコーラーは15分で飲み干してしまい、さらに1本飲んでしまいます。
昼も、コーラーとチョコ2個のセットです。岡副さんによると、炭酸飲料なら何でも好きなんですが、コーラーが特に好きなんだそうです。
この食生活に、医師からは栄養不足を指摘されてました。特に、野菜分がほとんどないので、ビタミンC、ビタミンEが不足してしまい肌荒れの原因となります。
また、ノンカロリー系でも甘い炭酸飲料は、脳が刺激され高カロリー食を摂るようになってしまうそうです。
健康上の問題は、若いだけあって何の症状も見つかりませんでしたが、コーラーの飲み過ぎは、糖分のとりすぎが心配ですよね・・・。
田中道子さんの大好物はカフェオレといちごジャム
田中道子さん(28歳)は、オスカープロモーション所属のモデルさん。ミス・ワールド日本代表になった、抜群のプロポーションの持ち主です。
田中さんは「身体の水分はカフェオレでできている」という位、1日中カフェオレを飲み続けます。
水を飲むことはほとんどなくすべてカフェオレだそうです。
食事の代わりにしているのは、チョコレート5個、カップラーメン、イチゴジャム1瓶です。
イチゴジャムは、瓶ごと飲み物のようにして口に流し込みます。イライラしているときには、これが一番だそうです。
「なぜこんな食生活なのか」を田中さんに聞いたところ、口を動かして食べるのが嫌なんだそうです。
この偏食で、身長172cm、ウエスト58cmのプロポーションを維持しているそうですから、羨ましいかぎりですね・・。
でも、このままでは栄養のバランスがとれず栄養不足になり、身体に必ず影響がでてくると指摘されていました。
元テレ朝アナウンサー南美希子さんの山椒好き
元テレビ朝日アナウンサー南美希子さん(61歳)は、現在タレント業のほか美容ライターとしても活躍しています。
最近、南さんの顔が変わったのでは・・とネット上で噂になっています。確かに、若い頃からの顔を見くらべてみると、かなり印象が違います。
番組でストレートに聞いてみると、「ボトックス注射」と「マイクロニードル」をしているそうです。
「ボトックス注射」は、ポツリヌス菌から作られたボトックスを顔に注射し、筋肉の動きをマヒさせシワを解消する美容法です。
「マイクロニードル」は、非常に細かな針で顔に薬剤を注する美容方法です。どちらも、整形的な要素のある美容法です。
そんな、南さんは大の「山椒」好き。鰻の上に山盛りといった感じで山椒をかけてしまいます。
なんと、自分の席のものを使い切り、隣の席の山椒をもってきて使ってしまいます。
山椒は元来、漢方の原料にもなる薬草ですから、とりすぎはマズイと思うのですが・・身体への影響はないのでしょうか。
医師からは、山椒は脂っこいものの消化を助ける効果はあるけど、食べ過ぎると「意識障害」や「酩酊状態」が起こることがあるので、食べ過ぎは止めたほうが良いとの指摘がありました。
その他、南さんはバターが大好きなんだそうです。夜中に「あんぱん」にバターのスライスをのせて、食べてしまいます。
バターは、1かけで約90kcalもカロリーがあるので、夜中には食べないほうがいいとの注意がありました。
しかし、健康状態については、現在のところ問題がないようです。
超激辛好きマックンこと吉田眞さんに巨大ポリープが
激辛好きは、芸能人にも沢山いますよね。小倉優子さん、中森明菜さん、北川景子さん、遠野なぎこさん、しずちゃんなどが知られています。
そんな女性陣に絶対負けないという激辛好き男性芸能人に、パックンマックンのマックンこと吉田眞さんがいます。
その食べ方は異常というくらいのレベル。超インテリ相方のパックンは、どう思っているのでしょうか。
家庭での食事でも唐辛子を何でもかけてしまうので、「そういうの見たくない」と、奥さんと娘さんが嫌がっていました。
さらに「デスノート」と呼ばれるタバスコの20倍もある香辛料をかけてしまうそうです。
とにかく、そんな辛いものばかり食べて、身体が耐えられるはずがありません。
血液検査の結果は、尿酸値は11.7(基準値3.7~7.0)、中性脂肪308(基準値50~149)。
20代の頃より体重が10kg増えると、生活習慣病のリスクが3倍になると言われていますが、マックンの体重が63kgから77kgに増えています。
さらに、内視鏡検査してみたところ、吉田さんの胃の中には、巨大がポリープが発見されました。
これは、辛いもののとり過ぎの刺激でできたポリープだそうです。
生検に回し検査したところ、がんは見つかりませんでしたが、このまま刺激が続くと、食道腺がんを発症するおそれがあるそうです。
スポンサードリンク:
芸能人の方は「身体が資本」なので、もっと慎重に体調管理しているかと思っていたら、全然違っていました。
どうすればあのような体形をキープできるのかと思っていたのですが・・、今回、まったく参考にならないことがわかりました。
若いうちは、無謀な食生活でも身体は絶えられますが、40代以降になると確実にそのツケがでてきます。
皆さん、気をつけてくださいね・・。