肥満に関する健康への影響は、いろいろと言われてきましたが、過体重や肥満の人の脳は、退化が早いという研究結果が発表されました。
研究したのは、英ケンブリッジ大学の精神医学部の科学者のリサ・ローナン氏のチーム。
米専門誌「加齢神経生物学(Neurobiology of Aging)」で発表した論文によると、40歳のときの過体重の人の脳は、痩せている人に比べて老化が10年早く進んでしまうそうです。
脳は、加齢とともに自然に小さくなっていくのですが、標準の人に比べ肥満の人の減少量のスピードが早いとか。
ちょっと小太り気味の人のほうが、長生きすると言われていますが・・過体重の境目はどの程度なのでしょうか。
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過体重の基準は、BMIが25以上
世界での判断基準では、過体重はBMIで判断され、BMIが25.0以上を過体重、30以上を肥満と呼んでいます。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
・18.5 未満なら低体重
・18.5 以上 25.0 未満なら普通体重
・25.0 以上 30.0 未満なら肥満 1 度
・30.0 以上 35.0 未満なら肥満 2 度
・35.0 以上 40.0 未満なら肥満 3 度
・40.0 以上なら肥満 4 度
BMIが25といいますと・・
・身長170cmの人は、体重72.5kg
・身長160cmの人は、体重64kg
・身長155cmの人は、体重60kg
・身長150cmの人は、体重56kg
となりますので、この辺りの体重の人は、身近に沢山いますよね・・(^_^;)
肥満による健康被害は、これまでたくさん報告されていますのでとにかくBMIは25以下に落としておくべきと考えます。
一番いい解決法は、歩くこと。下半身の筋肉鍛え基礎代謝を高めながら体重を落としていきくことができます。
歩くことで、足腰の強化、血糖値低下、高血圧予防、将来の寝たきり予防と、一石何鳥の効果が期待できます。
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今流行りの「ポケモンgo」を使って、ポケモン集めをしながら散歩もなかなか楽しいものです。
毎日体重計に乗りながら、しっかり自己管理してくださいね。