夏になると汗で悩まされるようになりますよね。学生の頃は、サラサラしていた汗なのに、今は、ジトーッ、ベターとした感じの汗です。
歳のせいかな・・と思っていたらそうではないようです。汗には、「ヤセ汗」と「ヤセない汗」があるとか・・。
実は、クーラーの発達で、汗をかくことが少なくなり、現代人は、汗腺がふさがってしまっているそうです。
私たちの中学の頃までクーラーというものは、家庭にも学校にもなく、皆でバタバタ煽っていましたよね。
現在は、クーラーの普及の結果、汗腺が閉じてしまって、いい汗をかけなくなっているそうです。
そこで、休眠した汗腺を取り戻し汗をかきながらダイエットをする「汗かきダイエット」はいかがですか。
いい汗は、「エクリン腺」という全身にある汗腺からでてきます。ここから汗がでると新陳代謝がよくなり、ダイエット、美肌効果があります。
悪い汗は、緊張したときやワキの下などにでてくるじとーっとした汗で「アポクリン腺」という汗腺からでてきます。
ここから出てくるじとーっとした汗は、ニオイがあり、体内のミネラル分を排出してしまう悪い汗です。
スポンサードリンク:
べたべた汗を見分ける方法
額の上に500円を貼りつけて、ぴたっとつけばべたべた汗(悪い汗)です。
汗腺が弱ってくると、こういう汗ばかりかくようになります。
「気持ちのいい汗」なんて忘れてずいぶんたちますけど、汗腺を取り戻し、いい汗をかくと気持ちよくダイエットできます。
汗かきダイエットには3つの方法があります。
汗かきダイエット術
●手足高温浴方法
①お風呂にヒザの下が浸かる程度に、42度~44度のお湯をはります。
②風呂の中にバスチェア(お風呂用いす)を入れ座ります
③その中に腕(肘から下)とひざ下を付けて約10分
④汗が全身から吹き出してきます。
これを2週間ほど続けると、眠っていた汗腺が復活して、小粒でサラサラのいい汗がでてくるようになるそうです。
お風呂上りは水分を補給しながら汗を自然に乾燥させること。クーラーで一気に体を冷やすのはNGです。
●豆乳くず湯
くずには発汗を促す作用があります。また、大豆のイソフラボンは女性ホルモンと性質が似ており汗腺の機能を調整する働きがあります。
この2つ組み合わせたのが豆乳くず湯です。
①くず湯をぬるま湯でよくとかし、そこに豆乳を注ぎ電子レンジへ
②固まらないように電子レンジから途中で取り出し、温まりとろみが出たら完成(味付けは好みで)
●1分でできる簡単耳ヨガ
耳ヨガは、耳を指で刺激するだけの簡単ダイエット法です。
耳の周りには、たくさんのツボがあり、耳下にあるリンパも刺激され身体の老廃物も排出されるようになります。
また、脳や目、顔周辺の筋肉への刺激にもなり超カンタンですが、驚くほどいろいろな効果があります。
①人差し指と中指で耳をはさみます。
②上下にすばやく1分間こするだけ。ポイントは強く息を吐きながらすること。
こうするだけで体がぽかぽか温まってきます。
スポンサードリンク:
顔の血行もよくなり、フェイスラインもスッキリするおまけ付きです。ぜひトライしてみてください。