うつ病に悩んでいる方は多いですが、きっかけや原因は、まだよくわかっていないそうです。
一般的には、ストレスなどにより、神経伝達物質物質のバランスが崩れ、うつ病を発症すると言われていますが、現在は「脳の病気」というように理解されているそうです。
神経伝達物質には、心身を安定させるセロトニン、意欲や興奮などのノンアドレナリン、快楽や集中力ドーパミンがありますが、それらのバランスが崩れると以下のような症状が現れます。
・セロトニン減少の場合・・不安、憂うつ、イライラ、攻撃的
・ノンアドレナリンの場合・・無気力、無関心、意欲の低下
・ドーパミンの減少の場合・・快感、喜びの感情の消失、集中力の低下
つまり、人としての「喜怒哀楽」の感情のコントロールがうまくいかなくなってしまうんですね。
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うつ病の症状は
・眠い、だるい、地面がゆれる、
・異常なほどの体のだるさ、人に恐怖感、手が震える
・平衡感覚がなくなる感じ 外を歩くことが困難
など人によって違いますが、うつにより痛みを発症する人もいます。
うつによる痛みは、肩こり、頭痛、首の痛み、呼吸がしずらくなるなどの症状が現れます。
痛む原因は、セレトニン(心身の安定)、ノルアドレナリン(意欲、興奮)など、痛みを和らげる物質の減少が関係しているのではないか、と言われていますが、まだよくわかってないそうです。
ですから、うつによる痛みは、市販薬を飲んでもよくなりません。きちっとした「うつ病の治療」をすることで、痛みがおさまります。
●うつ病チェックリスト
1.ほとんど毎日、ゆううつが続く
2.何に対しても楽しいと感じることができず、興味がわかない
3.食欲がない、体重が減る/逆に食べ過ぎる、体重が増える
4.よく眠れない/逆に眠り過ぎる
5.イライラする
6.疲れやすく、だるさがとれない
7.自分を責めてばかりいる、自分には価値がないと思う
8.集中力が低下し、考えることができない
9.死んだほうがいいと思う
上記で5項目以上が2週間以上続くと、うつ病が強く疑われます。
うつを改善には、生活のリズムを一定にすること。特に、朝起きる時間を一定にすることが大切だといいます。
原因不明の身体的な症状(チェックリスト内容)が2週間以上続いた場合には、近所の内科、婦人科で検査してくださいとのことした。
俳優の萩原流行さん、奥さんは2人そろって、20年以上「うつ」になっているそうです。
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お二人のうつを”「夫婦うつ」闘病20年”、として出版されているので、お悩みの方は、参考になさってみてはいかがでしょうか。