プロテオグリカンと言う物質をご存知ですか?
グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸は、膝や腰の痛みの改善効果があると言われています。
グルコサミンやコンドロイチンは、加齢ですり減った軟骨成分を補助してくれる物質ですが、最近では、プロテオグリカンと言う物質がヒザの中の軟骨を若々しく保つと言うことが分かりました。
グルコサミンやコンドロイチンならほとんどの方がご存知かと思います。プロテオグリカンは、その2つのいわば親玉です。
プロテオグリカンって何?と言う人のために、たけしのみんなの家庭の医学で紹介された内容をご紹介します。
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プロテオグリカンは、軟骨の中に水分を蓄えることができ、クッション機能を豊かに保つことができる物質です。
ひざ痛になるかならないかは、プロテオグリカンをどれだけ多く持っているかで決まります。
膝は、軟骨の成分を作る軟骨細胞と軟骨内で柱の役割をするコラーゲンとプロテオグリカンの3つで出来ています。
普通、膝に圧力がかかると、プロテオグリカンが蓄えた水分が出て、衝撃を吸収します。
膝に圧力がなくなると、水分が軟骨に戻り、プロテオグリカンが水分を蓄えます。
しかし、プロテオグリカンが減少すると水分が蓄えられず、クッション性が無くなり、圧力によって軟骨が欠けてしまいます。
つまり、ひざ痛を起こす人は、プロテオグリカンが少ないと言うことになります。
プロテオグリカンは生活習慣の違いで増えたり減ったりを繰り返しています。では、どのようにしたらプロテオグリカンを増やすことができるのでしょうか?
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プロテオグリカンを増やす方法
ひざの曲げ伸ばしを多くすることで、プロテオグリカンをより多く生成することができます。
膝が痛いからと言って、ひざの曲げ伸ばしをしない人はプロテオグリカンが少ない傾向にあります。
ひざのスポンジ機能がうまく働くと、軟骨に酸素や栄養がたくさん取りこまれるので、プロテオグリカンの増加につながります。
逆に、プロテオグリカンを減らす3大条件があります。
①体重増加(膝には体重の3倍の重さがかかります)
②40歳以上(加齢)
③女性(女性ホルモンのエストロゲンの減少)
プロテオグリカンを増やすには、1日に3回連続して10分歩きます。連続して10分歩くことで、ひざの中の血流を増やすことができます。
たった10分でOK!小分けウォーキング
歩き方のコツは、太ももをしっかりあげ、大股で歩くことです。
歩く他に、飲むプロテオグリカンもあります。
最近、プロテオグリカンの水分保湿力が注目され、化粧品の分野で大きな成果を出しているようです。お肌の水分が少ないな~と感じている人は、試してみると良いかもしれませんね。
P.R
プロテオグリカン、最近色々な分野で注目されているんですね。
プロテオグリカンは、症状が出てからではなく、症状が出る前から「増やす」ことを意識しておくと、予防につながります。