年間6万人も発症すると言われる乳がん。乳がんは早期発見すれば、命が助かる可能性がかなり高い癌です。
癌の大きさが2センチ以下程度の初期の段階で治療を始めれば、5年生存率は90%と言われています。
乳がんは、触診、マンモグラフィやエコーによる検診で診断されますが、大かがりの検査はなかなか受けられない人が多いのが現状です。
そこで、乳がんになりやすいかどうかが血液検査で分かるのは画期的なことですね。
現在は、癌を予防するには、遺伝子検査を受けるのが主流ですが、簡単な血液検査でわかれば、発病防止や早期治療の成績がぐ~んとアップすると思われます。
このようながん発症の予測診断は、世界で初めてと言われています。
女性の身体の中には、乳がんを発症する遺伝子の働きを促進する、別の遺伝物質があることが発見されたそうです。
一般的には、がん遺伝子だけでは発症しないのですが、この物質ががん遺伝子に近づくほど発症リスクが高まると言います。
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この血液検査で、乳がんになりやすい体質と診断されても、生活習慣の改善や運動等で発症リスクを下げることができるようです。
この検査は、平成27年には実施される予定です。