奈美悦子さんのかかった、掌蹠膿疱症性骨関節炎(しょうせいのうほうしょうせいこつかんせつえん)という病名。ほとんどの人が聞いたことないですよね。
症状は、はじめ手のひらと足の裏に、ニキビのような膿を持った膿疱が現れどんど広がってきます。
さらに、症状が進行すると全身の骨が石灰化してしまい、激痛が身体中を襲ってくるそうです。
奈美悦子さんも、手足のぼつぼつにから始まり、1ヶ月後には全身の激痛に襲われたそうです。
原因は扁桃体や金属アレルギーとされ、ステロイドを処方するも完治するのは難しい難病でした。
スポンサードリンク:
実は、この原因不明の病気を克服できたのは、手のひらボロボロ、足の裏の発疹、体中の激痛などネットで奈美さんとまったく同じ症状の人のブログのおかげだそうです。
奈美さんは、藁にもすがる思いで、その人に「助けてください」とメールを書いたところ「大丈夫ですよ、必ず治りますよ」との返信メールがきました。
そして、その方のかかっている病院を教えてもらったそうです。
その病院は、秋田県本荘市(現由利本荘市)、本荘第一病院の前橋賢先生。掌蹠膿疱症性骨関節炎の原因は、体内のビオチン(ビタミンH)の欠乏による代謝異常であることを突き止め、治療にあたってました。
奈美さんは、ブログの女性と前橋先生に出会わなかったら、自分の人生はもちろん、その後の芸能活動は一切なかったと語ります。
そして、同じように原因不明で悩んでいる人のため、この病気を広めようと、彼女の闘病記をまとめ「死んでたまるか!」という本を出版したそうです。
スポンサードリンク:
掌蹠膿疱症性骨関節炎は、免疫が原因ということなので、雑穀、季節の野菜など、バランスのよい食事を1年間しっかりしたところ、だんだん治ってきて、同時に肌もきれいになったそうです。