黒沢年男さん(70)が、昨年4度のガン手術をしたことを告白しました。
黒沢さんは、古稀を迎えた現在まで、合計6回のガン手術をしたそうです。昨年の手術は、食道がん手術が2回、その手術で、胃がんが見つかり、ポリープ手術、その後胃の1/3を切除しました。
黒沢さんが、大腸ガンを公表したのが48歳のとき。今から22年前のことになります。
いさぎよく公表してしっかり治して・・と思ってのことでしたが、「ガン怖いのは、患者の身体だけでなく、仕事や生活にも大きな影響をおよぼすこと」だといいます。
黒沢さんは、手術後頭を剃り上げ再起に挑んだのですが、抗がん剤にやられているので、役者はもう無理だろう・・と、以降の仕事は激減してしまったそうです。そういうこともあってか、昨年のガンは告知しなかったそうです。
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「ガンと言われるのが怖くて、病院にいかない人がいますが、行った時に、もうちょっと早く来ればよかった・・と絶対に思うので、早く検診をしてください」とメッセージを送ってました。
黒沢さんの就活を聞いてみると、「葬式はしない、告別はしない、何もやらないで人に迷惑をかけないで静かに逝きたい・・」とのことでした。
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ガンは、本人だけでなく、周囲に対して大きな影響を与えます。
今、ガンになると職場でもラインから外されたり、配置換えになったりすることろがあるといいます。
そのような対応は、これまで頑張ってきた本人にとって、ガンと同じように恐怖なのかもしれませんね。
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早期発見、早期治療で復帰したにもかかわらず、以後の人生設計が変わってしまう・・・。そんな社会に対して、黒沢さんは警告していました。