肩こりは、日本人の国民病とでも言いたくなるほど悩む人は多いですよね。「外人には肩こりはない」って聞いたことがありますが、肩こりになりにくいのは事実のようです。

理由は、日本人特有の「なで肩」と、肩周辺の筋肉量の差だそうです。欧米人は、重い頭や腕を支えられる骨格と筋肉量があるため、肩こりになりにくいそうです。うらやましいですね。

肩こり

肩こりは万年病、いつもの事と安心していると、実は肺がんだったという例があるので注意が必要です。肩こりに肺がんが関係しているとは、だれもが思いませんよね。

見分けのポイントは、肩こりと一緒に手の指が膨らんできたかどうかだそうです。実は、肺がんになると成長因子とよばれる、骨の成長を促す成分が分泌されるそうです。

そのため、骨がどんどん伸びてしまい、関節にしびれがおこったり肩や腰が痛んだりしてきます。

その影響は指先にも現れ、指先が膨らんでしまう「ばち指」という症状を起こします。この症状は、肺がん患者の人の2割の割合ででてくるそうです。また、肺がんには、ばち指の他、腕の痺れも関係があるようです。

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日本テレビ「得する人!損する人!」では、肩こりと腕の痺れの意外な関係について説明してくれました。

肩こりかどうかのチェック法

まず、自分の肩がこっているのかどうかを判断する簡単な方法があります。

①両手を挙げてこぶしを作ります。
②こぶしとこぶしを合わせます。ひじも付けます。
③そのままひじを上げます。

最高で、ひじが鼻まで上がれば肩こりではなく、あごの高さまでしか上がらない人は肩がこっているそうです。

いかがでしたか?私は、ひじがアゴの高さまでしか上がらなかったので、肩こりと言うことになりました^^;

肩こりだと思っていたら肺がんだった

番組で紹介されていた女性52歳は、普段から肩こりに悩まされ、肩の痛みもあり五十肩と診断されていました。

ところが、ある日、以下のような症状が現れ、

●目がかすみ物がぼやけて見える
●体の片側だけ汗が出なくなる
●片側の目だけまぶたが下がる

医師の診断を受けると「肺がん」でした。

女性は肩こりと同時に、右手のヒジのあたりにしびれ感じていました。実は、肩こりと一緒に片方の腕にしびれが出ていると肺がんの可能性があるそうです。

痛みの原因は、がん細胞が局所破壊を起こすことで起こります。初期の段階では、その痛みが肩こりとして認識されることがあるそうです。

肺の上部にガンがあると、腕へと向かう神経ががんによって侵され、腕にしびれが出ると言います。このしびれは、ガンができた肺の方にしか起こらないのが特徴です。

この初期のしびれの段階で肺がんと診断されれば、治療により完治する可能性があるそうです。

肩こりでわかる病気
●右肩のコリ ⇒ 胆石の可能性
●左肩のコリ ⇒ すい炎、心筋梗塞
●首の後ろのコリ ⇒ くも膜下出血

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肩こりとしびれ、肩こりと指先の膨れ、覚えておくと早期発見にもつながりますので、頭の片隅にいれておくとよいですね。