普通は正常な血圧なのに、病院で血圧を測ると緊張で血圧が上昇してしまう人がいます。

かわいい看護婦さんや、素敵な先生に測られると血圧が上がる白衣高血圧というものあるそうですよ。

仮面高血圧

仮面高血圧は、その逆で病院で血圧をはかると正常な数値を示すのに、家や職場で生活すると高血圧を示す人をいいます。

そのようなケースはストレスが原因となっていることが多いといいます。病院では、敵がいないため安心してストレスが開放されて下がるってしまうのですね。

血圧は、いつでも一定ではなく、1日のうちで変動します。これを血圧日内変動といいます。

通常は、血圧は睡眠中には低く、朝起床前から血圧が上がってきます。そして、夕方から夜にかけだんだん下がる傾向にあります。

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つまり自律神経がコントロールしており、交感神経が活発な昼は高い数値、副交換神経の働く睡眠中は低くなります。

ところが、体内のリズムが狂るい、睡眠中に血圧が高くなる人がいます。つまり、夜だけ高血圧になってしまう人です。40代の人に急増しているそうですよ。

このような症状の人を「仮面高血圧」(かくれ高血圧)といいます。仮面高血圧の人は、脳血管の病気や心臓肥大、臓器障害を起こしやすいそうです。

なんと、脳卒中のリスクは4倍高まり、夜間に死亡するリスクが2.6倍になるというデータもあります。

仮面高血圧の原因は、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群と言われていますが、塩分のとりすぎの人も危険です。

塩分を多くとると血液の塩分濃度が高くなり、血液の塩分濃度を薄めため体内から水分取り込みます。

すると血管内の水分量が増加して血圧が下がります。夜横になると、心臓に血液が戻りさらに高血圧になります。

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【高血圧のなりやすい性格の人】
・負けず嫌いで競争心が強い
・完璧主義者
・せっかち
・すぐにイライラする
・早口

と言われていますので、気をつけてくださいね。