医療技術の進歩はめざましく、新しい治療法が次々と発表されていますよね。
保険適用のないアメリカでは、お金持ちの人だけが最新治療をうけられ、お金のない人は満足な治療がうけられない状況の改善に、オバマ大統領がカンバっていますが、かなり難しいそうですね。
日本では、最新医療が次々と保険適用になる医療環境のとっても恵まれた国なんです。
保険適用外の全額負担のため、高額で受けられなかった治療も、3割負担なら、なんとかなります。
2014年1月には、シリコンインプラントによる乳房再建手術が適用に、4月には花粉症の「舌下減感作療法」が」保険適用になりました。
その他、うつ症状の最新診断「光トポグラフィー検査」や、ワキに大量の汗をかく「原発性腋窩多汗症」の「ボツリヌス療法」も保険適用で費用3万円で治療できるようになったようです。
スポンサードリンク:
保険で受けられるようになった治療法
●食物アレルギー治療薬
最近問題になっている食物アレルギー、その食物アレルギーがでたときに使う薬「エピペン」が2011年から保険適用になりました。
1本1万円だったのが3000円になりました。
●ピロリ菌駆除治療
日本でもっとも多い胃がんでの原因となるピロリ菌を、飲み薬で除菌する治療が保険適用になりました。
今まで6万円かかっていましたが1万7千円になりました。胃かいようや十二指腸潰瘍より、軽い慢性胃炎の人にも適用になりました。
●禁煙治療
1日20本10年タバコを吸っている喫煙者は、2006年より保険適用になっています。保険適用の条件は、1日に吸う煙草の本数×年数=200以上の人です。
ニコチンパッチ4万円が1万2千円になりました。また、最近は、タバコをおいしいと感じさせない禁煙効果の高い飲み薬があり、1万8千円で治療できます。
スポンサードリンク:
●わき汗治療
わき汗で悩んでいる人は日本人で約720万人。恥ずかしさや対人関係に悩む重症患者は、ボツリヌス菌の毒素で抑えてくれる治療が保険適用になります。
注射1回で効果は4~9か月続きます。費用は保険適用で3万円です。