宮崎県の県知事を務め一躍日本の有名政治家の1人となった東国原さん。あの当時は「知事」と言う名称がぴったりでしたよね。

そんな東国原さん、先日テレビに出演したときは、びっくりするくらいの亭主関白ぶりを披露し、女性陣のバッシングを受けていました。

東国原さんは、2004年「本当は怖い家庭の医学」と言う番組に出演した時、不整脈を指摘されました。翌年の検査の結果も同じく不整脈と言う結果が出たそうです。東国原さんの不整脈は、「WPW症候群」と言う生まれつきのもの。その当時は、自覚症状がないのであれば、治療の必要もないと言う診断だったそうです。

以前から続けているマラソンもそのまま続けてかまわないと言うことで、一安心だと言っていました。

しかし、脳梗塞を起こす3人に1人が不整脈だそうで、長嶋茂雄さんもその1人でした。心配ない不整脈と言われても、年齢を重ねてくると動脈硬化も進んできますので、やはり用心に越したことはありません。

以前から指摘されている東国原さんの不整脈ですが、今回、主治医が見つかる診療所の人間ドックを受けたところ他にも突然死の可能性のある病が発見されました。

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最初の診断から10年が経過し、東国原さんもシニア入りの年齢。趣味のマラソンも続けている様子。今回の検査結果を重くみて、しっかり対処し、いつまでも若々しく活躍してほしいですよね。せっかく、若くて美人の奥さんがいるのですから^^

脳梗塞に関しては、私たち中高年もしっかりチェックしておきたい症状です。

東国原さんに血管の石灰化と脳梗塞

東国原さんの脳のMRI画像で、すでに脳梗塞が5箇所発生しているのが見つかりました。一番大きなものは約5mmで、すでにその部分の脳細胞は死んでしまっています。

自覚症状として、最近は物忘れがひどく固有名詞がほとんどでてこないそうです。その脳梗塞より深刻なのは、全身の血管の石灰化だそうです。

血管の石灰化とは、プラークが石のように硬く変化してしまい、血管の柔軟性を失いもろくなった状態をいいます。

東国原さんは、心臓の冠動脈に石灰化が見つかりました。白くなった部分が、東国原さんの心臓の石灰化した部分です。

一般的には、65%の血管の狭窄があると手術が必要とされていますが、東国原さんの冠動脈は、50%の狭窄でした。

さらに、東国原さんには首の頸動脈にも狭窄が見つかりました。首の狭窄は、さらに進んでいて60%まで進んでいて、なんと手術一歩手前の状態でした。

詰まったプラークの部分は、血管を開きプラークを血管の内壁ごと取り出すか、太ももの付け根からカテーテルを通しステントで狭くなった血管を拡げる必要があります。

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東国原さんは、投薬治療を始めると同時に、半年に1回の定期検査で経過を観察していく必要があるそうです。