かゆみは、日常的なことですよね。私は、ちょっと乾燥してきたりすると、すぐにかゆくなってきます。いつものことだからと放っておくと危険なかゆみがあるから注意が必要です。
3月14日放送の世界一受けたい授業(日本テレビ)で日比野佐和子先生が、危険なかゆみの見分け方や、かゆみの対策法、30秒じんましん体質簡単見分け方を教えてくれました。
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ここから番組の紹介内容です。
かゆみは、体内にあるヒスタミンという物質が原因で起こります。皮膚は外部から刺激を受けると、ヒスタミンを放出します。そうするとヒスタミンが神経を刺激してかゆみを引きおこすのです。
春かゆみ
春はホコリが舞ったり、日差しがつよくなったり、気温が上がってくるため肌に刺激が起こり「春かゆみ」が起こりやすくなります。
かゆみの抑え方
かゆい場合には、氷などで冷やすといいそうです。冷やすと、カユミの原因であるヒスタミンの活動が弱まり、かゆみを抑えられます。
ただし、氷を入れた袋を直接肌に当ててはダメ。冷やし過ぎると、それが刺激となり逆にかゆみが増してしまいます。
いつも耳かきする人は外耳炎かも
耳がいつもかゆくて、暇さえあれば耳かきをしている人は外耳炎になっている可能があります。
耳そうじのやり過ぎはダメ。刺激がかゆみをおこし掻きすぎて外耳炎に発展することがあります。耳掃除は、1ヶ月の1度が基本。綿棒で耳の入口から1cmくらいを、くるりと一周撫でるように掃除してください。
かゆみのあるイボは胃がんのサインかも
このイボは、見た目は老人性のイボによく似ているため見逃す人が多いそうです。イボは内臓疾患に問題があるとでてくる場合があり、がん細胞が異常なイボを発生させることが知られています。
老人性のイボと見分ける方法は、イボの増え方です。短期間にかゆみのあるイボが急増した場合には要注意です。
かゆみのあるほくろは皮膚がんの疑い
通常のほくろは左右対称なのですが、皮膚ガンのほくろは左右対称ではなく、直径6ミリ以上に大きくなります。
身体の中で気になるほくろがある方は、一度検査をオススメします。
危険なかゆみ じんましん
体調が悪く免疫機能がおちているときなどに、かゆみとともにミミズ腫れのような症状が伴うじんましんが現れることがあります。
更年期障害などのホルモンバランスの乱れや、ストレスも免疫機能を落とすので注意が必要です。じんましんは食べ物が原因だと思いがちですが、食べ物が原因になるのは全体の10%以下だそうです。
じんましんは、カユミの原因となるヒスタミンが血管の中に大量に発生して、血管を膨張させ血管から血漿がもれて肌の一部を腫らして起こる症状です。
温熱じんましん
お湯につかった部分がかゆくなるのは、温熱じんましんです。お湯に皮膚が反応してヒスタミンが異常発生し、じんましんをおこします。
温熱じんましんが出た場合には、37度前後のぬるま湯にして入るとか、冷たいシャワーをかける、じんましんの場所を冷やしたタオルで体温を下げるなどをするといいそうです。
日光じんましん
日中外にでると皮膚がかゆくなる人は日光じんましんの恐れがあります。一度起こると完治まで時間がかかるので、予防が必要です。
予防には、日光にできるだけ当たらないようにすること。10時から14時の間は日光が特に強いので気をつけてください。
じんましん体質かを30秒で見分ける方法
自覚症状がなくても、かくれじんましん体質というのがあります。簡単に自分でチェックできるそうです。
①腕をまくり、腕の内側の部分を爪を立てて約10cm引っ掻く。
②そのまま30秒まつ。通常はすぐに跡が消えますが、じんましん体質の人は跡が赤く腫れ上がります。
じんましん体質の改善
じんましん体質を治すには、腸内環境を改善すること。免疫機能の6割は、腸内環境が左右しているそうです。腸内環境をよくするには、フルーツヨーグルトがオススメです。
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ヨーグルトの乳酸菌が腸内環境を良くしてくれます。食物繊維の多い、リンゴやキューウィと一緒に食べると、より効果があるそうですよ。
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