中高年になると、ほとんどの人が経験する五十肩。老眼の兆候がでてくる頃に、なんとなく肩にも違和感がでてきます。そして、だんだん痛くなり、いつの間にか腕は肩より上に上がなくなります。
日常生活では、棚のものが取れない、フライパンが持てない、ブラジャーが止めらない、お風呂で背中が洗えない・・。経験した方なら分かりますが、本当に日常生活にの色々なところで支障がでてきますよね。
五十肩は一過性のものであり、普通なら1年前後で自然に治ります。しかし「終身型」の五十肩というものがあり、これが厄介者だそうです。
終身型保険という言葉から連想すると、肩の痛みが一生続いたり、痛みはだんだんひどくなり、腕がまったく挙がらなくなり、最後には手術することになってしまうとかという意味でしょうか・・。
その痛みの原因は、肩の肩甲骨と腕の上腕骨を結ぶ部分の損傷だそうです。手術が必要となる五十肩の簡単な見分け方と予防法があり、そのカギを握っているのは、なんと「サル」だそうです。
そして、痛みをやわらげるには、「快感ネコ型ストレッチ」体操をするといいそうですよ。
まだ痛くない人、今まさしく痛い人、そして全然治らない人、五十肩だと思って放おっておくと大変なことになるので要チェックです。
五十肩で病院にくる人の3人に1人は、治らない終身型の五十肩だそうです。
終身型五十肩の人は、3年たっても全然よくならない、腕を上げるたび電気が走るように痛み、寝る時も痛くて目がさめてしまうなどの症状が現れますが、なかなか普通の五十肩と見分けがつきません。
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終身型五十肩と普通の五十肩の見分け方
共通の痛み
・突然痛みが発生
・痛みで腕を上げられない
・夜痛みで眠れない
普通の五十肩の人
・五十肩は、他人の手を借りてもどうしても腕があがらない
終身型五十肩の人
・痛くない手で持ち上げると、簡単に腕が上がる人
つまり、自分の手を支えて腕が持ち上がるかどうかの差で見分けがつくそうです。
終身型五十肩の人とは・・
実は、肩甲骨を腕をつないでいる腱板という筋が切れている腱板断裂の人です。
腱板には、血管や神経が少なく、少しづつ切れていくため気がつかないことが多いそうです。そして、ある日完全に断裂して腕が挙がらなくなってしまいます。
正常な人と腱板が切れて人の差
バンザイをして真上に腕があがる人は正常な人。断裂のある人は、真上に上げてるつもりでも、実際は腕が上がってません。
●猫ストレッチ
①背中と丸めおへそをのぞくように。ひじは曲げない。
②天井を見上げるようにして背骨全体で反る
背中を丸める、反るを1日5回ずつ
●ペンギン体操
①ひじを伸ばした状態で肩甲骨を上下させる
②手を横に伸ばし肩甲骨を近づけたり遠ざけたりする
③手を前に伸ばし肩甲骨を丸める 引く時は胸を反らす
3種類(上下、横、前後)の動きを1日10回づつ
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こうすると肩甲骨の動きもよくなり、四十肩、五十肩を予防できるそうです。現在、痛い肩も、痛みのでない範疇で少しづつやるといいそうですよ。