中高年の人が、最も恐れているのが自分が自分でなくなり、家族にも迷惑をかけてしまう認知症。

認知症には、「アルツハイマー型認知症」「レビー小体型認知症」「脳内欠陥性認知症」の3つのタイプがあります。

幻想

アルツハイマー型認知症は、日本人の認知症の半分を占めており、発症まで25年かかるとされています。

レビー小体認知症は、人や動物の幻視や妄想などを見たり、怖い夢を見て夜中に大声をだしたり手足を動かすような行動をします。

脳内欠陥性認知症は、脳卒中が原因で起こる認知症です。予防するには、脳卒中そのものの発症を防ぐことです。

さらに最近では、スマホやパソコンに依存してしまい、記憶力が極端に低下してしまう「デジタル認知症」が増えているそうです。

認知症は、まだ決定的な治療法はありませんが、早期発見し、早期治療を開始すれば、進行を遅らせることができます。

若い世代にも増えている「デジタル認知症」は心配ですね。そう言えば、昔は友達の電話番号は、ほとんど覚えていたのに、今では、まったく覚えられなくなってきました。

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そこで、簡単におこなえる認知症テスト、脳年齢テストでしっかりチェックしておきましょう。

認知症の早期発見法とデジタル認知症

認知症は病名ではなく、症状の総称です。認知症の原因となる病気は60種類以上。最も多いのがアルツハイマー病です。

アルツハイマー病は、脳が萎縮してしまう病気。初期、中期、末期の3段階で進行していきますので早期発見、早期治療することが大切です。

●認知症の初期症状はこんな症状・・
・同じことを何度もいう
・怒りっぽくなった
・単純な計算に苦労する
・モノをどこにおいたか忘れる
・料理の失敗が増えた
・身なりがだらしなくなる

●病院で行う認知症テストは・・
(右側は認知症の人が書いたものです)
①立方体を書く・・形がわからない

②時計を書く・・1から書き始める人が多い

③10時10分を書く・・10分の位置がわからない

●デジタル認知症に注意!

スマホの依存度が高い人は「デジタル認知症」になる可能性があります。

「デジタル認知症」は、スマホに頼りきってしまうため記憶力が落ちたり、もの忘れがひどくなります。

1日4時間以上スマホを使っている人は要注意です。とりあえずは一過性ですが、この症状が数年続くと本物の認知症に移行していくことがあります。

●モノ忘れ度チェック
①昨日食べた料理のメニューは?
②よくかける電話番号が言えるか?
③日常生活でよく使う漢字がかけるか?

思い当たる人は注意してください。(漢字が書けなくなったは本当に実感しますね・・。^^;)

●認知症の予防法
考えながら有酸素運動すると、脳の活性化に効果的と言われています。

しりとりウォーキング

歩きながらしりとりをする。声にだすとより効果的です。

計算ウォーキング

歩きながら引き算をしていくと、記憶を司る海馬が大きくなります。

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そのほか、会話や運動、手紙を書く、楽器を演奏するなど、頭と手を同時に使うことで認知症予防効果が増すそうです。