全体のプロポーションをキープするには、ヒールが必須ですよね。背がすらっと見え、身長だって10センチアップ。
若い時は「履いてない姿は、自分でない」とさえ思ってました。そこで、問題になるのが、足の問題。
いつも体重がつま先部分にかかり、タコや魚の目、外反母趾とトラブルだらけの足になってしまいます。
そんな悩みは世界共通。美の追求のためなら、なんでもありの米国で「シンデレラ整形手術」というものが流行っているそうです。
シンデレラ整形とは、足先がきれいに見えるように足の指を削ってしまったり、足裏にボトックス注射をしてクッション性を高める整形手術だそうです。
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英語名ではTOE-SHORTENING、シンデレラのガラスの靴に由来してのネーミングのようですが、女心をくすぐるうまいネーミングですよね。
足の親指より人差し指を短くすると、足先のラインがキレイに並び、ペディキュアをしたとき見栄えるそうです。
手術方法は、足の指の関節を外して、長さを合わせて骨を削りとり元に戻すことで行います。
手術費用は、指1本32万円だそうです。
でも、足は生活の基本というくらい大切なもの。問題もないのに、人間がかってに骨を削ってしまい歩行に支障がでないんでしょうか。
その点に関しては、米国の整形外科でも警告しているそうですが、美を求める女性には、そんな忠告も耳に届きません。
実際手術を受けた人には、指が曲がらなくなった、指が反り返って激痛がでたなどの問題がでている人もいるそうです。
足の診療所 桑原靖先生は、足には、多くの神経や血管が集中しているため、リスクが高い手術だと指摘します。
鼻筋やシワ、シミ、バストと違って、足は毎日フルに使う大切な機能です。
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中高年になって、生涯元気に歩きたいと思った時に後悔しないよう、慎重に行動してほしいですね。