最先端ロボット手術ダヴィンチに挑む宇山一朗 情熱大陸

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宇山一朗先生と言えば、王貞治さんの腹腔鏡胃がん手術を執刀したことで名前が知れ渡った外科医ですね。

たくさんの有名人が癌で倒れる中、王選手も監督時代の2006年、胃がんであることを発表しました。その時は、粘膜下層まで浸潤し、リンパ節に転移と言う内容でした。

あ~、王さんもダメなのか・・・と頭をよぎりましたが、慶応大学病院の宇山医師のもと、腹腔鏡下で胃全摘をしました。

あれからもう8年、癌の治療は5年が一区切りと言いますから、王さんは、見事に癌に打ち勝ったのですね。

昨日は、つんくさんも食道がんから完全寛解と言う発表がありました。つんくさんの場合は、食道がんが発見されてから6か月程しか経っていませんが、癌の兆候はすべて取り除かれた状態と言うことで、担当医から完全寛解と言われたそうです。良かったですね~

話は反れましたが、王さんの癌を撲滅させた宇山一朗医師は、現在、最先端ロボット手術のダヴィンチを使い、その達人として活躍しています。支援ロボットを使用した胃癌、食道がん、肝臓がん、すい臓のがん手術では日本一の執刀数を誇っています。

ダヴィンチ 情熱大陸

また、多くのがん患者を救うためにロボット手術を普及させるべく力を注いでいます。

そんな宇山一朗医師の所に、もう治療法もなく余命半年と言われた食道がんの患者がたずねてきました。

「俺がなんとかしてやる」患者にとったら神の言葉。どれほど嬉しく心強く思ったことでしょう。他の医師が見放した癌と宇山医師はどのように戦うのでしょうか。情熱大陸では、その様子を追いました。

最先端ロボット手術ダヴィンチの名医 宇山一朗医師

ダヴィンチがアメリカで開発されたとき、時期尚早と多くの医師は冷ややかな目で見ていたそうです。ロボットに手術をさせるなんて・・・

始めたころは、年配の医師から「売名行為」や「自分の興味本位でやってるのではないか」などと、面と向かってぼろ糞に言われたそうです。しかし、最近ようやく時代が追いついて来たと宇山医師は言います。

宇山医師がダヴィンチを導入したのは、2009年。宇山医師の行う手術は、12時間かかるようなやっかいな手術が多く、今までの最多の手術は、35時間ほど。仕事だから苦にならないと言います。

ダヴィンチは、つかむ、切る、縫い合わせるを自由自在にします。執刀医は、操縦席に座り、ロボットアームをコントロールします。ダヴィンチだからこそできる素早さと的確性。

内視鏡は、患者の体内を3D(立体)で映し出すことが出来ます。手術をサポートする医師たちも、見学にやってきた医師たちも3D用のメガネをかけます。

ダヴィンチは1台3億円ほどの高額な医療機器ですが、今では、全国で180台近く普及しているそうです。

このような治療のさなかにも、ダヴィンチの有効性を訴える出張で宇山医師のカレンダーは埋まっています。

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山形からやってきた末期の食道がんの男性(66歳)。男性は、息子の結婚式を見届けるまでどうしても死ねないと言います。このように生に意欲があることが一番大切だと宇山医師は言います。

男性の治療は、かつてないほどの難手術でした。放射線治療でこれほど痛めつけられてしまった患者さんは、宇山医師も初めてのケースだったと言います。

この手術は、救済手術(サルベージ手術)と言い、最高量の放射線治療を行ったが、癌が治癒しなかった患者に施される手術です。

患者にとって最後の砦ですが、リスクは極めて高く、ほとんどの病院が二の足を踏みます。放射線が体にダメージを与えているからです。

男性の場合も放射線の影響は深刻で、心臓の周りには水がたまり血管ももろくなっていました。その上、食道と周辺の血流が悪く癌を取り除いて食道を再建しても、縫合部や気管支が壊死し、命取りになる恐れがありました。

普段の食道がん手術なら、一緒に切除してしまう気管支動脈や周りの細かい血管も全て温存しなければならない、緻密な手術を必要としました。

直径1mm近くの血管さえ傷つけずに行わなければいない難しい手術です。それも宇山医師とダヴィンチならできること。

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自分が断れば患者さんは生きることを断念してしまうかもしれないと思うと、希望があるなら全部を受けて手術したいと語っていたのが印象的でした。


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