動く患部を狙い打つピンポイントで癌に効く最新放射線治療トゥルービーム

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癌の治療は日進月歩。新しい治療法がどんどん開発され、一昔前までとは大きく変わって来ています。

そんな最先端治療の1つに「粒子線がん治療」があります。粒子線治療の中には、「重粒子線治療」や「陽子線治療」などがあります。

これらの治療の最大のメリットは、癌に放射線をピンポイントで照射できるため、正常な細胞のダメージを最小限に抑えられること。

外科的治療や抗癌剤などの薬物治療に比べ、患者さんの身体への負担が少なく、癌細胞で放射線量が最大になる特性があるため、放射線の照射回数と副作用をさらに少なくすることができると言います。

費用は、治療の内容にかかわらず、一律314万円です。健康保険や、高額医療制度などの助成金は受けることができません。その他入院費や検査費がかかりますが、癌の診断のための必要な検査は保険が適用になります。

金額は、癌の種類や回数(1回でも30回でも)にかかわらず、314万円です。(2013年現在調べ)

※保険の効くピンポイント最新放射線治療「トゥルービーム」は、記事の後半にあります。

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従来の粒子線治療は、脳などの動かない臓器にのみ行われて来ましたが、最先端医療は、呼吸などにより動く臓器(肺や肝臓など)にもピンポイントで照射する「動体追跡」「動体追尾」という技術が開発されました。

なかにし礼さんの治療で有名になった陽子線治療ですが、さらに1歩上行く「動く臓器の癌を追尾して狙い撃つことができる」治療法が開発されたというわけです。まるで戦闘機ですね。

健康保険適用の最新放射線治療「トゥルービーム」

NEWSアンサーで、神戸市 神戸低侵襲がん医療センターのがんを狙い打つ最新放射線治療「トゥルービーム」を使っての治療法が紹介されました。

トゥルービームの設置は、神戸低侵襲がん医療センターが国内で1号機になります。

最大の特徴は、呼吸するたび一緒に動いてがんへの照射が難しかった臓器へ正確に照射して治療できること。

患者さんのお腹の上に赤外線センサーをおき、患者さんの動きを感知し呼吸に合わせて正確に狙い撃ちします。

さらにスゴイのは、これまで円形にしか照射できなかったビームを、照射口をがんに合わせ自由な形に自在につくることができます。

これにより、正常な細胞を傷つけることなく、従来の2~3倍の放射線量で治療ができるため、治療効果を高め治療時間の短縮化を図ることができます。

また、高い効果を得ながら、合併症や副作用も少ないそうです。

肺がんの治療を受けた75歳の患者さんの場合、20回の治療で費用は170万円、保険適用の1割負担で約17万円でした。

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ただし、この放射線療法は、胃がんや大腸がん、糖尿病、間質性肺炎、膠原病の人には向かないそうです。


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