「どこでもスイッチ」で障害ある人の可能性を広げたい 夢の扉

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装置を操作するには、指を使っておしたり、入力したりという動作が必要です。

しかし、センサー技術の進歩により、操作するという概念が大きく変わりつつあります。

東京大学先端科学技術研究センター 巖淵守准教授(42)は、人のあらゆる動きを感知することで、自分の意思を伝える技術を開発しています。

例えば、ほんの少し首を傾ける、数ミリ指を持ち上げる、強く目を閉じる、このわずかな動きで、電気を消したりスイッチを入れたり、ものを動かしたりすることができる最先端のコミュニケーションツールの開発です。

この技術が完成すれば、身体的な重度の障害をかかえる人が家電や、コンピュータや、補助装置を動かすことができるようになり、その活動範囲を大きく広げることができるようになります。

巖淵さんは、その装置を「どこでもスイッチ」と名付け、その技術の可能性を追求しています。

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そもそも、巖淵さんの研究専門は「半導体」でした。

しかし、1995年、24歳のとき阪神淡路大震災がおこり、ボランティアで向かった現場で何の役にも立たない自分に衝撃を受けたそうです。

それから「直接人に関わり、人に役立つ研究がしたい」と福祉機器の分野に取り組みます。

2013年3月 巖淵さんは、完成した試作機「どこでもスイッチ」を抱え、長野県に向かいました。

長野には、脳性麻痺のため重い障害を抱えスイッチを押すことができない中学3年生、長田星哉くん(14歳)が待っていました。

さっそく巖淵さんのつくった「どこでもスイッチ」を装着。そして、自らの意思と行動で、ものをはじめて操作することを経験します。

長田くんの顔には、これからの人生への可能性と、期待と喜びが満面の笑みになって溢れてました。

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『“できなかったことができる喜び”を、一人でも多くの人に感じてほしい』巖淵守さんは、夢の扉をゆっくり開けようとしています。


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