高齢者の最後の受け皿 有床診療所の現実

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日本の医療・介護の問題はもう限界?現実を知れば知るほど、不安になるのは私だけではないと思います(>_<)

現在病院には、90日ルールというのがあります。国は、医療保険の負担を減らすため、長く入院せずなるべく速く治して退院して欲しいという観点から、90日以上入院した場合は、保険点数を半分にすると言うルールを作りました。

病院は、点数が半分になっては経営が立ち行かなくなるので、90日経ったら、退院するように指導しています。

90日経って病院を出された高齢者で自宅に戻れない人は、有床診療所に入院している方もいます。有床診療所とはベッド数が19床以下で医師の人数の指定がない医療機関です。
※本来は、地域に密着し、点滴だけして帰るなどの目的で作られています。

【病院と診療所の違い】
●病院
ベット数 20床以上
医師  3人以上

●診療所
ベット数 19床以下
医師 人数の規定なし

病院の1日の入院費が、15660円に対して、診療所は7710円と安いために、患者さんも診療所の方が負担が少なくなります。その上、初めから90日ルールがないので、ず~と入院している患者さんでつねにいっぱいだそうです。

【1日あたりの入院基本料】
・病院 15,660円
・診療所 7,710円

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診療所は、もともと病院としての補助もなく、安い点数で運営するので、行き場のない高齢者を診れば見るほど、経営が立ち行かなくなり苦しい状態が続いています。

それでは、国は、有床診療所の改革に臨むかと言うと・・病院を退院したあとは、「家庭で看取る」方針を打ち出しています。しかし、国の言う在宅介護は、実際の内容を伴っていない「掛け声だけ」と批判があがりました。

それでも日本は、入院した場合、1000人あたり13床あり、世界で一番ベッド数が多い国だと言います。

現在、特別養護老人ホームの待機者は、42万人。1つの施設で、300人~500人待っている状態です。

その中で、痴呆症の患者さんを自宅で介護している人たちは、精神的に追い詰められていると言います。

番組で紹介されたご夫婦は、認知症の80代女性を介護していますが、食事やトイレの世話だけならどうにかできるが、嫁に対して、「嫁が盗む・嫁に殺される」などと1日中罵り、介護している側の精神的負担は相当なものだと言います。

介護のために離職している人も増え続ける中、国の方針は現状とマッチしていないと批判が相継ぎました。

特別養護老人ホームは、増えてはいるようですが、看取る家族もいない「おひとり様」の高齢者も増える一方では、在宅介護と老人ホームの問題は、解決の1歩を踏み出していないのが現状かもしれませんね。

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国をあてにできないなら、自分の老後は自分で守る・・・私たち50代は、自分が介護される身になったときのために、今から考えておくべきなんでしょうね。


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