感覚の衰えが命を脅かす痛みのない心筋梗塞 感覚機能チェック法

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50歳を過ぎた頃から、暑いのか寒いのかがよく分からなくなってきました。ホットフラッシュのせいもあるんでしょうけど、突然汗をかいたり手足が冷たくて眠れなかったり・・。

感覚の衰えで痛みのない心筋梗塞

自律神経がうまく働いてないのかな・・なんて実感するこの頃です。このような症状は更年期障害のほか、加齢による「感覚の衰え」が原因で起こっている場合があるので注意が必要です。

人の感覚には、視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚の五感があります。40歳を過ぎる頃からこの五感が衰えてきて、老眼になったり、耳が遠くなったり、痛みにぶくなったり、濃い目の味付けをしてしまったり、臭いがわからなかったりなど、色々なことが起きてきます。毎日の生活で、本当に実感しますよね。

さらに、歳をとってくると暑さや寒さを感じる温熱感覚も鈍くなってきます。寒い時は手の先が冷たくなりますが、これは本当は身体の正しい反応で、熱の放出を防ぐため皮膚の血管を収縮させ血流量を減らすことでおこっています。

しかし、温熱感覚が鈍くなってくると、寒さを感じず手を暖かい状態を続けてしまいます。すると、熱を放出しつづけてしまい、身体全体を冷やしてしまうことになります。最悪で、身体の中心部の温度が35度以下になってしまう「老人性低体温症」になってしまうこともあります。

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逆に暑い時には、暑いと感じないため発汗作用がおこらず、熱中症になってしまいます。お年寄りが好む「熱いお風呂」も、熱さに対する感覚が鈍くなってきているためだそうです。

このような感覚の衰えは、内臓機能にも起きていて放置しておくと死の危険性もあるそうです。1番怖いのは、痛みのない心筋梗塞。心筋梗塞は死に直結してしまうので注意が必要です。「熱いお風呂が好き」と言う方は注意が必要ですね。

みんなの家庭の医学では、自分の感覚が衰えていないかどうか、簡単に見分ける方法を教えてくれました。自分の感覚が衰えてないかどうか、しっかりチェックしてみましょう。

感覚機能障害で命の危険に

みんなの家庭の医学で紹介された感覚機能障害で命の危険を体験した女性50歳は、初めの症状は、お風呂の温度でした。今まで40度の温度を42℃に設定したことから始まります。

その次は、お料理の味付け。娘に味付けの変化を指摘されました。また、足の裏と床との間にも紙を一枚挟んだ感覚があり、床の冷たさを感じませんでした。

女性は、急速に感覚機能障害に襲われ、ある日命に係わる心筋梗塞を起こしてしまいました。

一般的に心筋梗塞を起こすと、胸に激しい痛みを感じます。それは、焼けた火箸を胸に押し付けられたような痛みだと言います。

女性の場合、心臓の感覚機能が衰えていたため、心筋梗塞の痛みを感じることができす、心臓の壊死が拡大し、血液が滞り、肺に血液がたまり始めてから、始めて息苦しさを感じました。

このような命に係わる感覚機能障害を起こす原因は、加齢と糖尿病です。特に糖尿病の場合、血管内に糖があふれ、動脈硬化を起こし、血流が低下します。これが、急激に神経の機能を衰えさせ、感覚機能を低下させます。

このような痛みのない心筋梗塞や狭心症を「無症候性心筋虚血」と言います。心筋梗塞を起こした人の約3分の1は痛みが無かったと言う報告もあります。

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痛みのない心筋梗塞は、通常の心筋梗塞に比べ死亡率が3倍と言われています。痛みのない心筋梗塞に注意する方は、
①糖尿病だと気付いていない
②異常な感覚機能の低下に気づいていない
このような人は、要注意です。


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