TMS治療 驚異のリハビリ最前線 脳梗塞新たな取り組み NEWSアンサー

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脳梗塞は、夏が危険と言うニュースがありました。

脳の血管が詰まって起こる脳梗塞は、発症後、助かっても手足の麻痺などの後遺症が残るケースが多いです。

脳梗塞のリハビリは、一般的な運動療法の他、神経毒(ボツヌスリ菌)の注射であったり、鏡を利用した脳を騙すリハビリであったり、今までいろいろな取り組みが行われて来ました。

そんな脳梗塞のリハビリですが、NEWSアンサーでは、リハビリの最前線が紹介されました。

番組で紹介された男性(72歳)は、脳梗塞を起こした後左腕が麻痺し、歩くことができず腕も上がらず、言葉もはっきり出ませんでした。

男性が運ばれた東京都立墨東病院では、新しい取り組みを行なっています。それは、TMS治療です。

TMS治療とは、磁気刺激を使用した新しい方法で、8の字型のコイルから発する磁気を頭にあてて、患者の機能を回復させると言うものです。

正常時、左右の脳は、お互いに刺激し合うことでバランスを保っています。脳梗塞でどちらかの脳が損傷すると、そのバランスが崩れてしまいます。

そこで、正常な脳に低い低周波は当て働きを抑えます。一方ダメージを受けた側には、高い高周波を当て、活性化を促します。

患者さんの頭にも、高周波と低周波の磁気を交互に当てて行きます。磁気の強さや時間は、患者さんの病状によって異なりますが、5日間連続で行います。

東京慈恵医大では、発生から数ヶ月経過した慢性期患者には、TMS治療は、個人差はあるものの、明らかな効果があると証明されています。

更に、発症して数週間以内の急性期患者にも効果があることも証明されています。

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番組で紹介された男性は、5日間のTMS治療を受けた後、歩くことができるようになり、腕があがるようになりました。

ただ、この治療は適さない人がいるそうです。脳を強制的に刺激するので、てんかん発作を起こす可能性があります。

また、体内に脳動脈クリップやペースメーカーなど何らかの金属が体内にある人は、基本的にできません。

都立墨東病院では、患者の承諾の元、研究的治療として様々なデータを集めています。近い将来、保険適用を目指しています。

また、札幌医大では、最新の再生医療の研究が進んでいます。まず、患者さんから骨髄液を採取し、その中にある骨髄幹細胞を取り出します。それを1万倍に培養し、患者さんに投与します。

幹細胞は、傷ついた組織に集まるため、脳梗塞で損傷した脳や血管の再生を促します。

札幌医大の本望教授の研究によると、手足のまひなどの後遺症に改善が見られたと言います。

患者さん自身の幹細胞を使うため、感染症や免疫拒絶反応などのリスクは低くなると考えています。

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札幌医大では、脳梗塞患者110人を対象に、数年かけて治験を実施します。安全性や効果が確認できれば、数年以内の実用化を目指しているそうです。


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