尿の出方でわかる頻尿の原因の見分け方 みんなの家庭の医学

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尿のトラブルには、頻繁にトイレにいくタイプと、なかなか出なくなったり残尿感があるなどのタイプがあります。

頻繁にトイレにいくのは、膀胱に過剰に反応してしまう「過活動膀胱炎」が原因です。

日中にトイレが近くなる「頻尿」、夜に何度もトイレに行く「夜間頻尿」、突然おしっこがしたくなり漏らしてしまう「切迫性尿失禁」などがあります。

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また、50歳以降の男性に多くみらる「前立腺肥大」になると尿がでにくくなり、おしっこをしたあと残尿感や、尿の出方に勢いがなくなるなどの症状がでてきます。

尿のトラブルは、生活の質を下げてしまいますので、病院でしっかり治しておきたいですね。また、尿のトラブルの陰に命を脅かす大きな病が隠されていることがあります。

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テレビ朝日「みんなの家庭の医学」では、「治らない夜の頻尿…大きな病のサインだった!」が紹介されました。

尿トラブルの本当の原因

膀胱などの臓器は筋肉でできているため、加齢に伴い全身の筋肉が衰えると膀胱の機能も低下し、尿トラブルを起こしやすくなります。

しかし、尿トラブルと思っていると、高血圧や軽度の脳梗塞など、膀胱とは全く別の場所に原因が潜んでいることがあります。

そのような例について、国立長寿医療センター 吉田正貴先生の診療例が紹介されました。

夜間8回以上の頻尿に苦しんでいた女性は、1年以上頻尿の治療しましたがどんどん症状が悪化し、吉田正貴先生の診察で「HAM(ハム)」(HTLV-1という白血球に感染するウィルスが起こす難病)であることが判明しました。

HAMとは国内の患者数は3000人程度の非常にまれな病気ですが、感染者は国内に100万人以上いると言われ、40代以降の男女約100人に1人以上が感染していると推定されています。

HAMは感染者の1%未満の確率で発症するといわれ、現在患者数字の増加が危惧されている病気です。

HAMはウィルスが脊髄に侵入し慢性的な炎症を起こし、様々な全身症状を起こす病気です。

脊髄の膀胱機能に関わる場所に炎症がおこると、脳との連絡がうまく取れなくなり、膀胱や尿道の神経を圧迫し、いつも緊張状態になってしまいます。

そのため尿が十分に溜まってなくても膀胱の神経が過剰に反応してしまうため、すぐに尿意を生じるようになってしまいます。

また、尿道の神経も緊張しているため、尿道がうまく開かず排尿が少量となり、すぐに尿意を感じますがトイレでは少ししかでないという悪循環におちいってしまいます。

頻尿と便秘、つまずきなどの症状が同時に起こっている場合には、このような脊髄のダメージが原因の場合が多いそうです。この病気は、特殊な血液検査をすることで判明します。

●おしっこの出方でわかる頻尿の3大原因
健康な人のおしっこの出方は、「膀胱が収縮→尿に勢いがある→尿道も広がり最後まで出しきる」という出方をします。排尿の量や勢いは男性と女性ではほとんど変わりません。

しかし、尿にトラブルのある方は以下のような出方となります。

①あまりおしっこの勢いがなく時間もかかる

改善するには、男性の場合には、便座に座って少しいきみながら排尿するといいそうです。女性の場合には、膀胱のある下腹部を押し揉みながら排尿するとうまく排尿できます。

この症状の場合、男性の場合は前立腺肥大、女性の場合は尿道狭窄の可能性があります。このような症状がある方は、泌尿器科の受診をしてください。

②勢いはあるが排尿時間が短い

過活動膀胱の疑いがあります、膀胱を収縮する神経が過敏に反応し、尿が溜まってなくても尿意が起きてしまいます。

改善するには、尿意をもよおしたら少し我慢する。我慢する時間を少しづつ伸ばしていくことにより改善していきます。

②神経因性膀胱

神経因性膀胱の場合は、膀胱周囲の神経障害がおきて膀胱の収縮機能が悪化、尿が溜まっていてもスムーズに出せず時間がかかるようになります。

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尿を出しきれないため残尿感もあります。この症状があるかたは、泌尿器科を受診してください。


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