知らないうちに進行する慢性硬膜下血腫 若林豪さん体験談

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若林豪さんがくも膜下出血になったのは、2008年、68歳の時です。原因は車の追突事故ですが、若林さんは、自分でもまったく気が付かなかったそうです。

今から7年前、若林さんは仕事を終え、奥さんの運転する車で家に向かってました。交差点で車を止めた瞬間、後ろから追突されたそうです。

頭をヘッドレストに強く打ち付けましたが怪我もなく、病院で検査したところ「軽いむち打ち症」と診断されました。安心して仕事に戻ったのですが、その後、若林さんに少しづつ異変がおこってきます。

最初の症状は、セリフが覚えられなくなったこと。さらに感情がなくなったり、記憶がなくなったりの症状に奥さんは心配になり再検査を依頼しました。しかし、再検査の結果でも、診断は異常なしでした。

その後、名古屋の舞台を勤めていたのですが、山場の長台詞が全くセリフがでてこなくなってしまい、さらに3日後には右足が全く動かなくなってしまったそうです。

病院に運ばれ緊急検査を受けた結果は、慢性硬膜下血腫でした。

実は、車で追突されたときに、脳の血管が破れ硬膜の間に少しづつ出血し続け、1ヶ月かけて脳を圧迫するまでに膨れ上がり症状が現れたのです。

慢性硬膜下血腫は、ほんのわずかづつしか出血しないため、初期の段階では本人も気がつかないばかりか、専門医でも見逃すことがあるそうです。

若林さんは、緊急手術で溜まった血を抜き無事退院しました。その時抜いた血の量は牛乳瓶1本文あったそうです。

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病院を退院し家に戻って5日目、若林さんの足に再び麻痺が起こりました。検査したところ、血を抜いた場所にまた血が溜まっていたそうです。

このようなケースは、血を抜いた場所の脳と硬膜の隙間がくっつかない場合におこるそうです。若林さんは、再び手術しその後完治、翌年の2009年にはNHK大河ドラマで復帰しました。

慢性硬膜下血腫の怖いのは、ちょっと頭をぶつけたり、転んだり、よろけて壁にぶつかったほんのちょっとした衝撃でも脳に傷つく場合があるそうです。

症状は、頭をぶつけてから3、4週間、長いものでは2,3ケ月かかってでてくるため本人自身もぶつけたのを忘れていることが多く、症状も少しづつでてくるため風邪や頭痛と勘違いしてしまうことが多いそうです。

1月19日放送の「主治医が見つかる診療所」では、知らないうちに進行する怖い脳の病気を特集。最悪の事態を防ぐための早期発見法を教えてくれました。

脳の病気 早期発見法

●自覚症状のないマヒを自宅で見つける方法
バレーアームサイン
①両手を前に伸ばし肩の高さに上げる
②5秒間そのままキープ

目を開けたとき手が自然に内側に回っていたり(回内)、片方が落ちている場合には脳に異常がある可能性がありますので、専門医で診療を受けてください。

まら、加齢により脳が萎縮して硬膜との間に隙間ができると、頭を揺らすなどちょっとした振動でも慢性硬膜下血腫を起こすことがあるそうです。

その他、大量の飲酒は脳を萎縮させので、慢性硬膜下血腫を起こしやすくなります。

男性の場合は500kg、女性だと200kgのアルコール、お酒の量でいうと毎日ワイン1本(お酒4合)を飲んだ場合、男性だったら14年、女性だったら7年位で脳の萎縮が起きてくるそうです。

硬膜下血腫は中高年60歳以降の男性に発症が多く、共通しているのは酒飲みの人だとか・・。該当する人は気をつけてください。

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また、頭に大きなケガや打撲をした人は、その場で1回検査をし1ヶ月位の後に必ず再検査をしてくださいとのことでした。硬膜下血腫は、長くても2~3ヶ月以内に発症するので、それより経過したものは問題ないそうです。


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