骨肉腫の6歳の少女 足切断を救う奇跡の手術 みんなの家庭の医学

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骨肉腫とは、骨の悪性腫瘍で、特に成長著しい10代の若い人に多くかかる病気です。

これまでは、手遅れになると肺など離れた臓器に転移するため、早い段階で腕や足の切断術の検討が行われてました。

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腫瘍になった部分の骨を切断し、自分の骨で継ぎ足す再建術があるのですが、切断部分が大きかったり、関節などの場合には不可能となります。

番組では、「液体チッソ処理骨移植」という、今、最も進んだ最新の治療法の一つを紹介しています。

まず、腫瘍に侵された部分の骨を外科手術により切断し、取り出した骨を、液体窒素中に20分、20℃の室温で15分、30℃の生理食塩水で15分の処理を行うそうです。

この処理で、骨に取り付いていた悪性腫瘍を死滅させ、再び体内に戻し、切り取った部分に接合させ元通りに再建するという手術法です。

この液体チッソ処理を行うと、骨の強度も保たれ、腫瘍に対して免疫力も高まることが確認されているそうです。

現在、全国の5箇所の病院で実施されています。

・東京都 順天堂大学医学部
・石川県 金沢大学附属病院
・愛媛県 愛媛大学医学部
・大分県 大分大学医学部
・沖縄県 琉球大学医学部

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番組で紹介されたのは、金沢大学附属病院整形外科主任教授 土屋弘行先生です。土屋先生は、長年足を温存できる骨肉腫の治療法を研究しています。

土屋先生が世界で始めて開発した「液体チッソ処理骨移植」とは

①がんに侵された骨を体から取り外します。

②-196℃と言う温度の液体チッソに入れがん細胞を死滅させます

③その後骨を解凍し、プレートとボルトで元の場所に固定させます

この手術の特徴は、骨に残ったがん細胞を体が異物と認識し、がんへの免疫力が飛躍的に上昇することです。土屋先生は、約8割の患者さんはがんに対する免疫力が高まっていると言います。

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土屋先生が14年前に開発し、100例以上の手術を成功させてきた液体チッソを使う最新手術「液体チッソ処理骨移植」で、足を切断するしか助かる道のなかった6歳の少女は、歩けるようになり元気に学校へ行っているそうです。


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