降圧剤の効かない女性に多い腎血管性高血圧 みんなの家庭の医学

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最近、血圧を下げる薬「降圧剤」が効かない高血圧の原因がだんだんと明らかになってきました。

それとは気づかず長年の高血圧で苦しんでいる人がセカンドオピニオンで回復した例をご紹介します。

たけしのみんなの家庭の医学で紹介されていた女性は、健康診断で血圧が上が143下が91と高めでした。血液や尿の検査では異常が見つからず、本態性高血圧と診断され、生活習慣の注意だけで様子をみることになりました。

肥満でもなく、タバコも吸わない、遺伝でもないのになぜ?と思いながら血圧を測ると、いつも「EE」と言うエラー表示。

実はこれはエラーではなく、体内で進行する異常事態を知らせるサインだったのです。

数日後、激しいめまいで病院に運ばれると、上の血圧が250近くありました。そこで、腎臓やホルモン等を調べる血液検査や心電図等、様々検査を実施しましたが、原因が分からず、降圧剤の治療が始まりました。それでも、上が180下が129と正常値までなかなか下がらず、さらに強い薬に変え、飲む量を増やしても一向に下がる気配はありませんでした。

そこで高血圧のスペシャリスト 国立循環器センター内科医岩嶋義雄先生にセカンドオピニオンを求めました。

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女性が初めて高血圧と診断された1年前からあっという間に100以上も血圧が上がってしまった場合、本態性高血圧ではないと判断。家族性でもなく、生活習慣も問題ない、ホルモンにも腎臓にも異常がない、喉の腫れもむくみもない。

そこで、岩嶋医師は、聴診器で病魔の発する声に耳を傾けることにしました。へその右下辺りに聴診器を当てた時、規則性のある雑音が聞こえました。

そこで、ドップラーエコーで雑音がした場所を探ると、血流に乱れがあることが分かりました。

腹部の血流に雑音が聞こえる、血流に乱れがあることなどから、CT検査をした結果、「腎血管性高血圧」を判明しました。

腎血管性高血圧とは、腎臓に血液を送る腎動脈が狭くなり、高血圧を引き起こす病です。

血管が細くなる原因はほとんどが動脈硬化で、血管の壁が部分的に膨らむことで、血管が凸凹になります。

血流が悪化し、腎臓に流れる血液が不足することで、心臓からの血流量が増加し、高血圧となります。放っておくと、最悪の場合、腎不全に陥ってしまうこともあります。

初期の段階では、健康の方の腎臓が機能をカバーするので、血液検査に異常が現れず、見逃されてしまうケースがあると言います。

女性は、セカンドオピニオンで正しい病名が分かり、適切な治療を行った結果、血圧は正常値に戻り、健康な生活を取り戻したと言います。

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腎血管性高血圧は、50代以下の女性に多く発症し、原因はまだわかっていません。


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