1日20本の喫煙1年間で肺の遺伝子変異150個蓄積 肺がんの原因に

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1970年代頃までは、「大人になればタバコを吸うのは当たり前」という感覚でしたね。

会社の机でプカプカ、国会でもプカプカ、電車内には灰皿は常備され、喫茶店内にはタバコの煙がたなびく・・。

喫煙

「タバコは大人の嗜好品」と世の中で認められ、日本中どこに行っても堂々とタバコが吸え、拒否されることはありませんでした。

今では、オフィス内はもちろん都内ではビル全体が禁煙というところも増えてきました。

長年「タバコには発がん性がある」と言われてきましたが、具体的にどのように影響を及ぼしているのか、今ひとつ不明でした。

そんなこともあり「〇〇さんは50年ヘビースモーカーでもガンにならなかった・・」、などと言い、吸い続けている理由にしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、2016年11月、国立がん研究センターと日英米韓の研究グループが「たばことガン発症に関する研究成果」で、その裏付けとなるようなデータを発表しました。

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喫煙すると遺伝子変異が蓄積しガン発症に大きな影響

研究によると、毎日たばこを20本、1年間吸い続けると、ガン発症の原因となる遺伝子の突然変異が、肺がんの場合150個蓄積されることがわかったそうです。

この調査は、喫煙者と非喫煙者の全遺伝子情報を解析し比較し調べてわかったそうです。喫煙者の遺伝子変異の数が確実に増えていました。

通常は、遺伝子変異がおきても自然に修復されるので問題ないそうですが、喫煙者の遺伝子変異は修復されず蓄積されてしまうそうです。

肺以外にも、咽頭(喉仏周辺)97、咽頭(鼻の奥、食道入口)39、口腔23、膀胱18、肝臓6に遺伝子変異の蓄積が見られました。

がんの発症原因は遺伝子変異以外にもありますが、肺がんの一部では蓄積された遺伝子変異の影響がかなり大きいということがわかったそうです。

日本の男性喫煙率は30%に激減、女性10%で変わらず

たばこ産業の調査によると、平成26年の成人男性の平均喫煙率は30.3%、昭和41年のピーク時 83.7%から、53ポイント下がったそうです。

しかし、成人女性の平均喫煙率は9.8%で、昭和41年のピーク時よりあまり変わらずほぼ横ばいで推移しています。

現在の日本の喫煙者数は約1500万人で、外国と比べるとまだまだ高いレベルだそうです。

この研究のようにガンとタバコの因果関係が明確になってくると、単に嗜好品として片付けられない社会問題となってきます。

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タバコ1箱1000円なんていう声も、聞かれるようになってきましたので、もし喫煙されている方がいましたら、なるべく早めにおやめになってくださいね。


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