がんに効くと言われる食品の科学的信用度 高額な癌代替医療で本当の効果は?

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がんに効果があると言われ、ブームになった食品があります。その食品で、人に有効性があるか証明されたケースがない食品をご紹介します。
(週間ダイアモンド参照「がんの補完代替医療ブック」よりまとめたもの)

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アガリスク
・特徴:きのこの一種で、1965年ブラジルから輸入され栽培されるようになる
・有効性:人のがんで縮小効果や延命効果を証明した資料なし
・安全性:肝障害都の関連を調べた資料では2名が死亡
・価格:5000円~5万円

サメ軟骨
・特徴:サメはがんにならないとの情報が出回ったが、サメでも肝臓がんなど発見
・有効性:臨床試験は実施。有効性は明白ではない。
・安全性:経口摂取で副作用の報告。妊婦、授乳中、高カルシウム血症の人は控える
・価格:2000円~4万円

フコイダン
・特徴:昆布などの海藻の「ぬめり」に含まれる細胞間粘質多糖。血圧の上昇を抑えるなどと言われている。
・有効性:人による摂取によりがんの縮小、生存延命を証明した臨床試験なし
・安全性:人の安全性については調べた文献の中では信頼できる情報なし
・価格:4000円~5万円

プロポリス
・特徴:ミツバチが摂取した樹液と分泌液を混ぜてできた固形物。
・有効性:ほとんどが、実験室での研究成果。臨床試験延命やがん縮小の証明なし
・安全性:安全性に関するデーターは不十分
・価格:2000円~3万円

メシマコブ
・特徴:きのこの一種で、昔から漢方薬として使われている。制汗・利尿作用があるとされている
・有効性:動物実験の抗癌効果や症例報告3件
・安全性:大量摂取は下痢や嘔吐を引き起こす可能性がある
・価格:3000円~6万円

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「余命半年と宣告されたが、上記の食品を摂ったおかげで、1年経った今でも元気だ」などと言う報告もありますが、主観的な要素が多く、データとしての裏付けはないそうです。

このような健康食品やサプリメントなどのがんの代替医療費は、月平均7万5千円にも登ると言われています。

一方で、科学的根拠がなくても、プラセボ効果により、改善する人もいるのも事実です。プラセボ効果とは、効き目のない偽薬(プラセボ)を本物の薬と信じて服用し、症状が改善することです。

研究によると、薬の色や形、価格、さらには渡す医師の服装で、効果の差がでることがわかっています。

色の持つ心理的効果は、うつ病の場合は黄色い錠剤、不安を和らげるのは緑の錠剤、興奮を鎮めるには青の錠剤が効果的だそうです。

また、薬のパッケージに有名な製薬会社が書かれているほうが効果的で、1錠10セントと言われるより、2ドル50セントと言われる方が、症状が改善するケースが多いそうです。

薬を渡す医師が、白衣ではなくTシャツで渡すと効果が減少し、看護師が渡すとさらに効果が減少するのだとか。

こう考えると、がんの代替医療費が高ければ高いほど、効果を実感するのは分かるような気がします。

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しかし、食品によっては、「あぶない食品」もありますので、善意で知人からもらった食品を安易に摂らないほうが良い場合もあります。


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